おはようございます。昨日は予定通りトロボーが午前中に入荷した。私が荷受けしたがここで失敗をした。受け取り栓を抜いておけばよかったのだ。そのご息子に引き継ぎ帰宅、簡単に昼食を済ませ仙台に出掛け、帰宅してから栓を抜いて試飲を始めたのだ。RWGの解説の通りに、高品質そのもので、5千円のワインとしては滅多に無い程に充実している。しかしグラスに注いで少し時間を与えると少しずつ赤味を増して変化し、伸びしろを感じるので、先に書いた早目の抜栓が・・・となったのだ。此処まで読めばでは前に飲んだミシェル・ノエラの赤、22。23と比較したらどうか?って質問が来るだろう。逃げたと思われるかも知れないが、ミシェルノエラの二つのVTの方が私個人としては軽快さで好きだ、トロボーの初日は私には立派過ぎるし、肉でなく大好きなしめ鯖で飲んだのでそのあたりのハンディーが存在する。今直ぐ飲むから当然ミシェル・ノエラが良かろう、トロは春彼岸過ぎ辺りからだろうか、が私の感想、二日目の今日飲めば前言を変更するかも知れない。
■昨日書いた最低賃金からこのワインを考えてみると、フランスの最低賃金の2時間しょうしょうだが、日本の最低賃金で見ると5千円だから4時間少々となる。失われた30年間が生み出した差がいかに大きいかが判ると思う。物価の安定が金科玉条にしていた結果いまの物価高円安を招いた様にも思える。日本人の労賃を此処まで下げてしまった原因はどこに有るのだろうか。ワイン屋はどこも目一杯の努力をしていると思って下さい。日本人の賃金水準が低すぎるからワインが高く見える。


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