ベルンハルト コッホの醸造責任者を務める「坂田千枝」さんの名を冠した特別なワインです。
ミュラー トゥルガウは、かつては一般的な品種で、毎日飲めるような常に日常にある品種でした。今ではバランスの良い酸を持つリースリングや品質の良いシャルドネが育つようになり、こうした葡萄からのワインの需要が増えたため、ミュラー トゥルガウをあえて植える人は少ないです。そのため、今残っているミュラー トゥルガウは樹齢の古いものが多く、樹齢が古いと葡萄の実自体も小さくなり、収量も低く、素晴らしい品質の葡萄に育ちます。こうしたミュラー トゥルガウからはとても面白いワインが出来ると考え、プティ チエ シリーズの白に使用する葡萄に選びました。
ミュラー トゥルガウの畑はハインフェルド村の隣、エデスハイム村に位置しています。畑の標高は150m、土壌はレス(黄土)と雑色砂岩です。樹齢は約25年です。収穫した葡萄は除梗、破砕し17度に温度管理したステンレスタンクで14日間発酵させます。熟成もステンレスタンクで短期間行います。非常にフルーティでフローラルなアロマが広がります。口に含むと桃やフレッシュなハーブの要素が心地よく感じられるフレッシュな辛口白ワインに仕上がっています。
お客様の声(2025/09 徒然わいん様)
この日の夕食のメインは黒カレイのから揚げ。
ドイツ ファルツのベルンハルト コッホのミューラートゥルガウを合わせました。
ベルンハルト コッホでは日本人の坂田 千さんが醸造責任者を務めるられています。
このミューラートゥルガウはチエさんの名前を冠した日本向けに造られたキュヴェ。
色は薄めのレモンイエロー。
グラスからは、レモンやライムを思わせる柑橘香、オイリーな香り、白や黄色の花。
口にすると、仄かな甘み、中程度からやや強めの酸、舌をジーンと軽く刺激するポリフェノール、軽い苦味、オイリーな柑橘の果皮の香味、有機酸の旨み。
カレイのから揚げとの相性はピッタリ。
これは寿司や刺身、天ぷらなんかと合わせても良さそう。
2000円を切る価格でこれは良いな。
リピートします。