カベルネソーヴィニヨン50%、メルロー41%、カベルネフラン9%。
お客様の声(2020/08 徒然わいん様)
この日の夕食のメインは、ビーフシチュー。
合わせたワインは、1000円台前半ながら、2011というバックヴィンテージのメドック。
品種はカベソーとメルローが半分ずつ。
色は濃いめのガーネット、エッジは紅色にも染まります。グラスの底はギリギリ見えません。
グラスからは、カシスを思わせる赤黒の果実、酸を連想する香り、プラムを思わせる黒系果実、甘草、深く吸い込むと咽せるくらいのトーンの高い香り。
滑らかなタンニンの舌触り、中程度からやや強めの酸、舌をキュッと軽く締めた後で、ジーンと感じるタンニンの収斂味、やや強めの苦味、ほのかな甘みと中程度の量の旨み。
アルコールは14%とありますが、そんなに高い印象は受けません。
お手頃価格で、味わいが熟れていて、軽めの肉料理に合わせて、楽しめます。
この日の牛もも肉を使った軽めのビーフシチューによく合いました。
お薦めです。
お客様の声(2020/06 NICMANIA様)
色は透明感がある濃い目。わずかにルビーを残したガーネット。
香りは正しいメドック風。開けたてはフレンチオークの香りがプンプン。高級感がある。カシス、プルーン、甘草、チョコレート、ココア、アニス、クローブ、ビターオレンジ。
初日の味は濃いめで少し甘め。バランスは良い。
熟したカベソーとメルロの甘さ。かなりの旨味。タンニンはよく溶け込んでいる様子。舌触りはなめらか。口当たりは高級感があり、かつご機嫌。飲み込んだあとにビターな苦味と甘さが残る。
余韻は黒寄りの果実香とチョコレート、少しコーヒー。果実香は透明感がある。
2日目はメルロの黒さが出てきて、かなり濃くなる。
初日によりも酸がしっかり出てきてバランスはより良好に。味は変わらず透明感があって、濃い割にスルスル飲める。
3日目になると黒いメルロが主体。
香りは黒果実メインで黒糖っぽさも。
味は甘さよりも酸がやや優勢なバランス。
クリアで濃いめなのは変わらずで、ココアのような、旨味と塩っけを強く感じる。アルコール感は強くなる。
全体を通して高級感が漂う。
CPはとても高く、倍くらいの値付けでも良いのでは?
重松貿易のワイン、恐るべし(センサシオネスも重松貿易です)
試飲しました(2020/05/17)
コレ6本入りの箱です。
コレ結構重要な事で、ソコソコお高かったと判断して良いです。
しかも14%表記ですし、もうすぐ10年になるから、ハズレは無いです。
ところが昨今のインポーターのバイヤーは11年って事でパス気味だったみたい。
そこを訳知り輸入業者が浚って、私も乗った。
肝心の味は黒く、ひんやりした味わいです。
しかもメルロだけでなくカベソーもそんな気配だから文句無いが、若手バイヤーじゃ??でしょう。
昨今のモダンボルドーなるスタイルとは明確に違い、よき時代の味わいで、若干アバレも有るがそれがらしいんです。
そんな味が3日も続き、2日目より3日目がイイんだから驚きます。
12-13のボーモンなんかメじゃないかもで、本来は2千円近い値付けなハズです。