おはようございます。今朝は冷え込みが少ない様で、隣の屋根がこげ茶色のままに見えます。今朝の市場は閑散とした様子、小型船が僅かにサンマを水揚げしているだけ、そろそろ終わりが近づいています。昨晩もお手頃オールドボルド3本の試飲でしたが、やはり15年物の圧勝って事で、しり上がりに良くなり三日目が一番良くて、私が予想してたより上のレベルにまで来ていた。十分な濃さを持ちながら、初日に感じた軽い収斂感も消え、柔らかである。初日だけで終われば全く評価は違う。このようになる原因は様々考えられ、入港してまだ時間が僅かしか経過しておらず、揺れのの影響が収まっていない、逆に保税倉で低温で長く管理され眠っていたなどが主な要因だろう。家庭用のセラーで大切に管理されていたワインを開ける場合も同じで、セラーから出したその日に開けるのは相当なリスクがある。20年以上過ぎたワインならある程度出来上がっているだろうが、それでも止めた方が良いと思ってる。今なら一週間は廊下に立てておいてから開けるのが良いだろう。まあ読者様ならとうにご存じだと思うが、年寄りの余計なお世話とお読みください。それにしても15のお手頃品が良くも残っていたものでご期待下さい。


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