おはようございます。今日は直球勝負、ポムロールのド・サルの話です。ボルドーばかりからピノを飲み始めるきっかけは、ここの79とかラ・ロゼの古い物を飲んでからで、25年位前の事です。当時、現地の廃業したレストランのストックワインが日本で買える素敵なシステムが有りました。同じものは揃わず、しかも昔のラベルですから、剥がれやすいし、切れてはいるし、ロゼみたいな色の赤だったり、正常な物には見えない状態ですが、ワインは生きていてメルロが上物のピノみたくなっていて楽しかった。それ以後ド・サルは私にはポムロールの典型ってイメージになった。昔から構造が緩い、ゆるふんと貶される事が多いのだが、それはメドック側から見た評価で、普通のポムロールはそうである。昨夜飲んだのは23とリリースされたばかり、抜いて直ぐのメルロが閉じ気味、ブーランジェ―ルの赤でも飲んでる感じ、まだ鉄分の感じが出ていないからだが、コレはコレで楽しい。20年前でド・サルは3千円はしてたが、今でも6千円以下で売れ、たった2倍にしかなっていない。品質は相変わらず、凝縮度を高めるなんて全く起きてないし、下がった印象も無く、あのラベルも全く不変。欲って物がないオーナーなのか・・ムエックス帝国には入らず只管自分の道を進んでいるかの様に見えるのは贔屓が過ぎるだろうか。優しさなんて死語になりつつある今、優しいシャトー運営をしている優しいメルロを飲んで欲しいと心から願う。


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