シャルドネ100%でオリヴィエが手掛けていた頃のラルロと全く同じ造り。
全キュヴェでブルゴーニュの旧樽熟成をしているが、どれも無償で樽の提供を受けているそうだ。近年、新樽の価格は上がり続けている。旧樽も売ればいくらかになるのだろうが、オリヴィエの成功をブルゴーニュの多くの仲間が応援してくれているようでとても嬉しい話だ。白はルフレーヴやベルナール・モローの樽で赤はラルロやアンジェルヴィーユ、アントワーヌ・プティプレなどの樽が使われるそうだ。ブルゴーニュの白とはイメージが少し異なるが、典型的な南仏のスタイルとも一線を画す。南仏の厚みと柔らかさは備え、南仏にはないミネラル感とフレッシュでエレガントさがある。粘性高く、ミネラリーでありながら、伸びのある心地よい酸。香りも白い花や蜂蜜、ナッツや砂糖漬けのハーブの要素