2018年からはカリニャンを入れず、グルナッシュ100%。
樹齢70年超。80-90%は全房発酵。漬け込み時間を15-20日間と長くすることで、全房が多くとも上手く発酵まで導けるそうだ。パワフルで複雑味のある味わいになるの古木の持つ味わいのしなやかさや複雑さと全房の比率の高さだと感じる。比較対象となる同じグルナッシュ・ノワール100%のル・ランデヴー・デ・ザコリットは20年の若木で若い実で皮が厚く、漬け込み期間も7-9日と短く全房の比率も低い。その分、早くから柔らかい果実感を楽しむことが出来る。ランデヴーの土壌は砂地でミオセヌの土壌は白い石灰質土壌なので、同じブドウでもそもそものブドウの味わいが異なるそうだ。両者を比較するのも面白いだろう。