再入荷です!メルロー90%、カベルネソーヴィニヨン&カベルネフラン10%。
お客様の声(2022/12 様)
この日の夕食のメインは牛すね肉のシチュー。
煮込みに1時間半かかるので、それを待つ間、まずはこの日のワインのテイスティング。
ワインは、フロンサック クロ デュ ロワ 2011。
品種はメルロ主体で、カベルネフランとカベルネソーヴィニョンが入っています。
この日の朝抜栓して、一部を牛スネ肉の漬け込みに使っています。
色は黒みを帯びた濃いめのガーネット、エッジ苦味少し朱が入ります。グラスの底は見えるか見えないかギリギリのところ。
グラスからは、爽やかな杉やハーブ、甘草、インク、プラムを思わせる黒系果実、酸を連想する赤系果実。
口にすると、やや強めの酸、舌をギュギュッと締める強めのタンニンの収斂味、舌をピリッと刺激する辛み、やや強めの苦味、ややココアパウダーのような粉っぽさを感じるタンニン。
ワイン単独だと厳しめの味わい。
ブリーと合わせると、少し果実味が出てくる。
さて、ビーフシチューも出来ました。
牛の脂のあるビーフシチューと合わせると、ワインの果実味も増し、強めのタンニンの収斂味もちょうど良い印象。
これはやはり食事に合わせるべきワイン。
ボトルの肩には澱が付着していました。
試飲しました(2022/11/18)
この1年半の経過は良い方向に進んでいました。
開き難い傾向は消え、初日の肩口部分を除き、ほぼベストに近いかと思います。
飲む半日前に抜栓すれば良いだけです。
あとはワインの変化を楽しむだけです。
2日目ほぼ開き、前沢牛のハンバーグ、ドンピシャです。
酸も綺麗で十分に有りますから飲み飽きしないです。
この辺りがその他のやたら濃いワインとの違い。
お客様の声(2021/06 batten様)
コルクを抜いた瞬間に良い香りが漂う、こういうワインは当りが多いので期待してグビリ。
色合いからもわかるが飲み頃を迎えてるのは間違いないが、出だしは硬めの無愛想なレディ。
軽くスワリングし香ると08より複雑性がアップしている、ちょっと面白いが遠い香りが判らない。
小1時間しないで無愛想から変化、それでも硬めで今時のキャピキャピしたワインとは違う。
黒が多目のベリーに熟した果実とウッドやスパイス、乾いたキノコやコーヒーなども。
甘いメルロなのに甘さを控えた感があり、奥行きと複雑性が増していく。
2日目からはグンと開いて美味しいなぁと口から出ちゃう。
そう、硬さがとれて愛想が良く口中が喜んでいる。
チュルンと喉を落ちる感じも良いのです。
濃いのは濃いけどスムーズだし酸とのバランスも上々。
アフターの香りは上級ワインをイメージ。
08の親しみやすさに肉付きを良くして、力感&濃厚&色気があるね。
力があるからバヴェットのステーキにも相性が最高だし、中華にもアタリマエの美味しさ。
少し個性的で少しクラシカル、それで大いに掘り出し物のフロンサック。
2000円未満でこの内容なら文句なしの1本、少し寝かして化けさしても面白いだろう。
試飲しました(2021/05/22)
2月に入荷し、3ヶ月寝かせておりました。4本目の試飲で、毎月状態をチェックしておりました。
最初の3本は端数の立箱入り、4本目は正常品の横箱から出しての試飲です。
このワイン丁度オリがボトルの横から剥がれ飲み頃に変化する丁度のタイミングだった。
だから立てボトルはオリが底にだけあつまり、横置きは横麺に広がっていた。
この違いが味に反映されるとは私も思わなかった。
オリとのスキンコンタクの違いですな。
4本目は細かいオリが舞ってたんで立てたら静まった。
3本目までの軽い初日では無く、初日から右岸らしさがあるダークなガーネット色で、オリエンタルスパイスの香りと右岸には珍しい酸があるので、飲み飽きしない。
そうブレイニャン11を大幅にグレードアップした初日です。
2日目は黒系に変化したが、09-10の様な甘さを持った物では無く、酸がバランス良くはいちされた印象で、左岸メインの飲み手でも違和感を持たないだろう。
お相手は完全に肉、赤身肉から脂の乗った物まで何でもオッケー、ウナギでも良かろう。