おはようございます。今日は昔話で御座います。私がLPレコードを買い始めたのは15歳で1967年だと思う。小遣いでレコードを買うしか無くて普段はFM放送を聴いて、情報は本屋で雑誌の立ち読み、一番最初に買ったのはオスカーピーターソン、ウイ・ゲットを注文したのにナイト・トレインが入荷して押し付けられた。数か月後に本命を手にした。何せ当時の装置、低音を再生できない、ベースはぼこぼこ鳴るだけで音程が判らん。それでも聴いた気分になっていた。そのウイ・ゲットは津波の後に回収して盤だけだが残ってるし使える。もう57年も手元にある事になる。あと二枚思い出深いのは大学受験の帰り、旅費が余ったんで買った、エヴァンスのサンデイ・アットとソニー・クラークのクール・ストラッティンの二枚でこれも残っている。クラークの盤は割れたがエヴァンス盤は現役だ。この演奏のSACDも持っているが、このLP盤に音質では全く勝てない。オリジナル盤では無くセカンドプレスだと思うが録音されてプレスされるまで6年位経過しただけなので、まだマスターテープの新鮮さが感じられれ、クラブの中の騒めき、話し声の明確さは比べ物に成らない。このレコードの魔力的な魅力に引きずれてアナログの道を辿っっているとも言えるから怖い怖いレコードです。ご興味がある方は大歓迎で御座います。是非お遊びにお越しください。ワインでも飲みながら存分にお聴かせ致します。クラシックファンも大歓迎、その場合は愛聴盤、CDでもOK御持ち下さいませ。