「レ ショーム」の最も古い葡萄は1919年と1920年に植えられ、ドメーヌが一番古くから所有している畑。通りを挟んで北側にグラン クリュ ラ ターシュが広がるエリアです。土壌は粘土石灰質です。高樹齢のため、付ける実は1本の樹に2、3房と少なく、より集約した葡萄を得ることが出来ます。樽(新樽40%)で約18ヶ月熟成させています。ボトル熟成により、ボーモンやエシェゾーよりも分かりやすく、よりノーズのあるワインとなります。またこのワインは開くのが早いのが特徴です。濃いルビー色、すみれやバラを思わせる華やかで優雅なアロマ、わずかに石や土を思わせる複雑な香りが広がります。果実味豊かでエレガントな味わいがあり、余韻にかけてしっかりとしたタンニンの力強さが感じられます。「繊細なスタイルなので、優しい味わいの料理との相性が良い。チキンなど白身の肉にソースをかけて。」と生産者は話していました。