数年前に一族が所有していたプルミエ クリュの「レ スショ」の区画の一部を相続しました。ワインの品質が自分の納得のいくものになったと判断し、2019年に初めてこの畑名でリリースすることにしました。「レ スショ」はグラン クリュのリシュブール、ロマネ サン ヴィヴァンに囲まれている畑で、プルミエ クリュに格付けされていますが、品質的にはグラン クリュに相当する畑と考えられています。収穫は畑で選別しながら手摘みで行います。一部を除梗、残りは全房で、天然酵母で発酵させます。産地の異なる樽(一部新樽を使用)で約18ヶ月熟成させています。清澄もろ過せずにボトリングします。芳醇な果実味ときめ細かいタンニン、プルミエ クリュの中でも力強さとエレガンスを兼ね備えています。