試飲しました(2025/2/1)開けてガスが抜けてから本領発揮ですが、初日からでも楽しめます。良い時間が過ぎてるのでクリアー化してレゼルヴァのありがたみです。下記のインポーターの説明通りにクラシカルで果実味に依存しない本道スタイル。クロ・デ・フの方がブルピノにより近いですがワインとしての完成度はこちらが一枚上です。ここまで成長するとテロワールの個性なのか、少しブルとは離れた印象になりますが、ソレはソレです。葡萄のワインになる核の部分がしっかり提示されれ立派だと思います。初めに書きましたが合成コルクの過剰気味の空気の遮断能力の影響がありますので工夫してお飲みください。
標高350mに位置する「ティトン」の畑の葡萄から造られています。大西洋からの冷たい風が吹くため、ファレルニアの畑の中で最も冷涼なため、ピノ ノワールの栽培に適しています。土壌は少し粘土の混ざる花崗岩です。手摘みで収穫した葡萄は注意深く選別し、除梗、破砕します。アルコール発酵は1500Lのステンレスタンクで行います。発酵後、フレンチオーク樽(新樽でない)で10ヶ月熟成させます。マロラクティック発酵も樽で行います。ニューワールドであるチリの葡萄を使いながらクラシカルなスタイルに仕上げています。イチゴやラズベリー、ブラックチェリーを思わせる繊細なアロマに洗練されたフレンチオークのニュアンスがバランス良く混ざっています。シルキーなタンニンが心地よく感じられ、とてもエレガントな味わいです。