2016年がリアルワインガイド68号にてにて今飲んで88、ポテンシャル88。
アデュレーションはカリフォルニア州ナパ・ヴァレーで「2人のイタリア人ステファノとヴァレンティーナ」が経営するワイナリーです。本拠地ナパ・ヴァレーの生産者を中心に、カリフォルニア各地の良質な生産者から葡萄を購入しワイン造りを行っております。
シャルドネ100%、ステンレスタンクにて発酵。同容器内にフレンチオーク板を入れ、シュール・リーにて6ヶ月熟成。アルコール度数は14.5%。
お客様の声(2024/04 NICMANIA様)
色は薄めのゴールド。ねっとりとした高粘度。
初日で判断してはいけない。
特に開けたては還元的で超絶に不機嫌。オイリーを越えて樹脂っぽい。消しゴムのようなリモネン系。
2日目になって温度が上がると絶好調。
香りは甘く豊満でゴージャス。プリン菓子のよう。
バニラ、カラメル、クリーム感、ブリオッシュ。
果実香も甘く、パイン缶、黄桃、完熟マンゴー、スウィーティー、メロン。
いやこれはまさに「フレンチトースト」もしくは「フルーツ盛りのパフェ」。ワインの香りではない。
味はカリピノらしく甘さ優勢。かなり人なつっこい。
グリセリン的なねっとりした甘さ、その奥に角のない酸。
ミネラルがかなり豊富で、舌にベッタリ張り付く感じでほんの僅かなほろ苦さがあり、しつこさをうまく相殺できている。
余韻は価格を考えると素晴らしい。シロップ漬けの果実がぎっしり。フルーツポンチのよう。
パイン缶、黄桃缶、ミカンの缶詰、マンゴー。
良い意味で飲み過ぎてしまう危険な味。ワインの呑み方を知らない若者に飲ませてはいけない。
ソーダで割ってもじつに旨い。ご機嫌な炭酸飲料であり、下手なスパークリングワインよりも美味しと思う。
試飲しました(2019/10/12)
初日と2日目以降は味わいが大きく変化します。
酸が現れるのは2日目以降でバランスが整います。
しかし初日のやや甘い状態は女性の方には喜ばれるかもです。
それと味の傾向は柑橘系ではなく、桃の雰囲気が強めです。
度数から想像される熱量感は少なく、厚さになる辺りが良さでしょう。
グラスで500円ならお客様に充分喜んで頂けるレベルです。