樹齢50年のガメイに極わずかですがシャルドネをブレンド。
お客様の声(2021/12 NICMANIA様)
色はやや薄めで透明感のある紫がかったルビー。
香りはチャーミング。
2時間くらいで甘くクリーミーな黒果実香が加わる。
ラズベリー、いちごジャム、ブルーベリー、塩っ気、少し赤い南国フルーツ。
開けたてはややドライな味のバランス。
その後、徐々に味の各要素の角が丸くなり、艶が出て旨くなってくる。
一言で表すなら「透明感と旨味たっぷりのガメイ」。
味は薄旨と思いきや、透明感がありつつもしっかりした味わい。
こんなにクリアで満足度の高いガメイは珍しい。
開けたては少し苦みが気になるものの、1時間くらいで溶け込む。
余韻は少しの色気とチャーミングさ。
赤寄りの果実香が綺麗。
ブルーベリーっぽさもあり、最後にどこかマンゴーのようなトロピカルフルーツ。
初日の余韻は長くはないものの、味が良いので次の一口を誘う。
2日目になると濃さを増して、透明感は少し減る。
3日目が一番バランスが良い。
半分以上もしくはほとんどピノなんじゃない?という味わい。
旨味がとても乗っていて、透明感もあり、でも不足感は無く、あれこれ考える前に「うまい」と思える。
黒果実の甘いクリームのような味と香りが心地よい。
余韻はかなり充実して、プラムのようにフレッシュで上品さがあり、うっすら長く続く。
3日目の状態で出されたら間違いなく「ブルゴーニュの南の方」と答える。
こんなボジョレーなら大歓迎。
試飲しました(2021/11/17)
担当が持参したボトルからグラスに少量ですが、ヌーヴォーとは全くの別物。
変な表現ですが、ブルゴーニュのワインとして認めるしかないでした。
若いガメイのバナナの香りなど微塵もせず、鉄分のある珍しい地層由来か、メルロの薄いニュアンス、マランジュっぽさが有ります。