ヴァージョン1はシャルドネ100%(メニル・シュール・オジェより収穫80%、ブージーより収穫20%)です。
若い頃からこだわりを持って造ってきた現当主ジャン・フランソワ。
造りだけではなく、ブショネの原因になると言われているバクテリア汚染を予防するために醸造所の床なども磨き上げているそうです。
また、以前ボランジェから『エチケットのデザインが似ているから変えろ』という言いがかりを付けられました。
その言いがかりに対し『少なくとも1911年からこのデザインだった』というアンドレ・クルエ側からの回答に対し、ボランジェ側が『だったらデザインは一切変えずにそのままにしろ』という不条理な要求を突きつけられました。
若き日の当主ジャン・フランソワがこの要求にOKを出してしまった為、今でもエチケットのデザインを一切変えられず、Gurand Cruの表記を入れられるキュヴェにも、入れていないという経緯があるとのことです。