シラー50%、グルナッシュ50%。
シャトー・ダケリアの歴史は1595年から。
多くのファミリーが代わる代わるシャトー・ダケリアを所有し、 改築、増築、耕作の拡大を行い現在に至ります。
2022年に当主が亡くなる直前、信頼できると判断したギガル社にシャトー・ダケリアで働くチームをそのまま雇用する事を条件に買収を持ちかけギガルファミリーの一員に加わりました。
お客様の声(2023/12 NICMANIA様)
色は中庸で透明感のある紫っぽいルビー。
香りはジューシーでスパイス感がある。
ブルーベリージャム、カシス、イチゴジャム、梅紫蘇、黒胡椒、スギ、トマトピューレ、なめし皮に似た動物的な香りも僅かに。
梅紫蘇系の香りで少しビオっぽ感じがするけど、酵母感はないので万人受けすると思う。
2日目になると甘酸っぱい香りとなりエレガントな印象に。
味はとてもジューシーで飲みやすい。ローヌらしからぬ透明感。ブルゴーニュ好きでも許容できる味筋。
軽めの味わいながらも不足感はなく、ねっとり系の甘さに少しシャープな酸。ミネラルも結構ある。
タンニンはほぼ感じないくらいスムースな口当たり。
1日目は少しユルくジューシーな印象。
2日目以降は良い感じに酸が増して、どこか南のピノを連想する味わいに。
余韻は赤果実とジャム。とても瑞々しい。
複雑な赤い果実の香りの後、少しのチョコレート。
CPはかなり高く、食事に合わせるデイリーワインにもってこい。
試飲しました(2023/10/29)
このワインでギガルを褒めるのは変かもですが、ここの個性を残した事は流石というべきだろう。
明らかにギガルのローヌと違い、黒風味を少なくし、軽くしている事を尊重したのだろう。
但しギガルの様に寝かせていないので、ピリピリしたアルコールは存在する。
ローヌ苦手な私でもこれは好き!といえる。