2014VTはリアルワインガイドで旨安大賞受賞。モンテプルチアーノ100%。
お客様の声(2018/09 徒然わいん様・2015VT)
この日の夕食は焼肉。
牛はらみ塩、豚タン塩、牛はらみタレ、豚レバー味噌だれ。
野菜は、玉ねぎ、人参、ピーマン。
ワインは、イタリア アブルッツォ州でモンテプルチアーノ(品種)から造られたワインを開けました。
トスカーナにも、モンテプルチアーノが名前に入るワイン(ヴィーノ ノビーレ ディ モンテプルチアーノ、ロッソ ディ モンテプルチアーノ)がありますが、あれは地名で、葡萄の品種はサンジョベーゼのシノニム プルニョーロ ジェンティーレ主体で造られています。
今回のは、モンテプルチアーノという品種の葡萄から造られたアブルッツォ州(ローマの西、イタリア半島のふくらはぎの部分)のワイン。
モンテプルチアーノ(品種)からのワインは、ワインを飲み始めた頃は、価格が手頃なので、よく飲んでいたのですが、このブログでは初登場。
色は黒みを帯びた濃いめのルビーレッド、グラスの底はぎりぎり見えません。
グラスからは、アニス、甘草、菫を思わせる紫の花、プラムを思わせる黒系果実、酸を連想する赤系果実、シナモンやクローブを思わせるスパイス香。
パフューム香も感じます。
口にすると、豊かな果実の甘みとたっぷりとした果実の旨み、中程度からやや強めの酸、舌を軽く刺激するピリッとした辛み、やや強めの苦み、軽めのタンニンの収斂味。
果実味主体で一本調子なところが飲み飽きする感はあるけど、2杯までなら大丈夫。
焼肉との相性は良好。
焼肉屋さんで、このワインが1,500円くらいで飲めたら、最高だと思います。
お客様の声(2018/02 テンドオルのオム様・2015VT)
モンプルはピンキリですが、Domodoのは1kしないのにダブルッオ。
開栓時はクロスミレで、やや厚みと甘みでモッタリしてますが、2日目に大変身しました。
色が赤みが出てきて、さては?と思ったら酸も出てきてまるでピノ。
そして1日おいての4日目、今度はタンニンが細かくマイルドになり黒く落ちつく。
これを4日もかけて飲む方はいないでしょうが、七変化する優れものと感じました。
お客様の声(2017/03 masa様)
いままでのイタリアだと、個性というものが醸造から来る物か、品種の個性かわからなかったのですが最近は近代的醸造を行う造り手がおおくなり、品種の個性がわかりやすくなったような気がします。
「現代的味わい」
色:黒っぽい赤、エッジ紫、足かなり長く色が少し残る
香:花、ダークチェリー、プラム、ハーブ、スパイス、土
味:辛口、酸は弱め、タンニン豊富だが細やか
フレッシュな果実味が高いので、飲みやすい現代的な味わいの赤ワイン。
試飲しました(2016/12)
店主があと20歳若かったら、大絶賛するでしょうね。
少し甘く感じますが、良い凝縮を示し、14年は南さ、って事でしょう。