数世紀もの長きにわたって、「ルイ・ラトゥール」や「ブシャール・ペール・エ・フィス」といったネゴシアンにぶどうを販売してきましたが、2017年、ジャン・ルイ・トラペ氏の姪にあたるキャロリーヌ・リップとその旦那さんのジュリアン・ボワローが垂涎ものの古樹畑を継承したのを機に、自社ビン詰めを志向することになりました。
「ワインを樽で熟成させる目的は、樽の(木の)香りをワインにつけるためではありません。むしろ逆に、樽で熟成させたことを感じさせないことこそが極意です。ではそもそも樽に入れなければいいのかというと、そうではないところがワインの奥深いところです。樽熟成の作用については非常に技術的な話になるので別の機会に譲りますが、私は「ワインに魔法がかかる」と表現しています」。
とのことで、樽も自作しているそうです。
実質ビオロジックの極めて厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は一切使用しない。近年中に「HVE level3(最高段階)」の認証取得予定。
お客様の声(2022/03 masatomo9様)
飲んでみて、これはおもしろい
「お勧め」
色:やや濃い赤、エッジ紫が強い、足中庸
香:紫蘇、チェリー、赤いベリー、ハーブ、なめし革、タル
味:辛口、酸豊富だが柔らかい、タンニン弱めで細かいがやや若さを感じる
ミネラルの苦み、フレッシュ、優しい果実の味わい
タルはあまり強くない、あまり焼いてないのでしょうね
近年のドミニクローランのタルの感じに似ている
普通のブルゴーニュ好きにも、自然派好きにも、美味しいと言われる味わいだと思う
ニコラフォールもそうだけど、ヌーベルセレクションおもしろいブルゴーニュを見つけるなー