デキャンタープラチナ賞&97点。他にも金賞を3種受賞。
シャトーの歴史は1464年に遡り、ブライでは最も古い生産者と言われております。
メルロー87%、カベルネソーヴィニヨン10%、カベルネフラン3%。
お客様の声(2021/06 batten様)
ボトルにはデキャンター誌のワールドワイン・アワード2020金賞など五冠のタイトルが誇らしげ。
私は五冠のワインを五感を使って楽しむ。少し鼻づまりだけどね。
グラスに注いで軽くスワリング、若さと果実が立ち上がり流れるレッグが力を見せる。
ベリー感は赤より黒がメインでよく熟したんだなぁと。
それにインクや紅茶やジャムにウッドも香る。
味わいは濃いけどフレッシュ、2018のボルドーより落ち着いた若いヤングな世界。
出だしはチョイ硬い表情だけどね。
でも、こんなに早飲みが出来るなんて昔とは大違い。
結構な存在を舌が感じるタンニンだけど抑制されてとてもスムーズ。
甘と酸と渋のバランスが良いのだなぁ、それに飲みごたえも十分で美味しい、好きな味筋。
ワイン単体でも美味しいのだけど、料理と特に肉っけ&中華系にドンピシャリ。
家飲みの晩酌&飯友やレストランなどで大活躍の一本だと思った。
初日はシウマイ・肉豆腐・麻婆春雨・ソーセージと山芋のグラタンが晩ごはん。
牛バラ肉の脂と美味しい、シウマイの肉の旨味とオイスターソースの香りにマッチして楽しい。
山芋のグラタンなんて不思議にベストマッチだった。
2日目は甘味とタンニンがボリュウムアップしてる。
ジュワっとした口中の味わいが楽しい。
晩ごはんは肉屋のカツレツ&メンチカツ・青椒肉絲・女房特製の春巻きなど。
ちょいとソースかけた豚カツとメンチの牛脂の味にストライクだし良く合うのだな。
でもでも個人的には家の中華に最高のマリアージュなんです。
試飲しました(2021/05/22)
若いですが紫な色合いは少なく濃いめのルビー色。
色合いの通りしっかりとした果実味と酸味、苦みのバランスが取れておりました。
ヒレカツと合わせましたが、抜群の相性。
ご家庭の肉料理にはもってこいです。
ブライのワインは地味に美味しいベテランさん向けのイメージがありましたが、こちらは万人にお勧めできます。
試飲しました(2014/03/15) ※2009VT
久しぶりのボルドーですし、P氏が90点だから濃くなきゃイイよね…と開けました。
非常に落ち着いた味わいです。半々のセパージュですが、初日はカベソーの香りがやや優勢です。09ならではの過剰な抽出が感じの無い柔らかな味わいです。
正直書くと、このクラスのボルドーの初日を半分以上飲む事は殆ど有りません。
どうしても飽きが来るのですが、コレにはそれが有りません。
二日目もスイスイ呑みボトムアップです。
この、呑み飽きしない…
と言う個性は表現方法がコレしかないのですが、素晴らしい特性かと思う。