お客様の声(2020/04 NICMANIA様)
色はやや薄めの、紫の残ったルビー。透明感と艶がある。
香りは甘い赤果実とリッチな黒果実。複雑かつ洗練されている。
ベリーソースをかけたバニラアイスっぽい。
クランベリー、シロップ漬けのチェリー、アセロラ、小梅、ブルーベリー、バニラ、甘草、塩クリーム。
2日目になるとチョコレートとバラの香りが加わり、よりエレガントかつリッチに。
味は広域ものとは思えぬ充実した薄旨系。下手な村名よりも美味しい。
薄旨ながら1口飲むたびに満足感がある。
柔らかな丸い甘さ。角のない豊富な酸。旨味がとても豊富。
舌触りはナチュラルで体液に近い浸透圧。
初日はタンニンの苦味を感じるものの、2日めになると溶け込む。
鼻を抜ける香りは驚くほどリッチ。やはりバニラアイス系。
余韻の最初はチャーミングな甘い赤果実。
そのうちにチョコレートやコーヒーが加わり、フレッシュで甘い香りが最後まで残る。
全体的な印象はニュイ・サン・ジョルジュとヴォーヌ・ロマネの中間くらい。
終始バニラアイスの印象があり、それでいて嫌味が無いどころか心地よいのがすごい。
3,000円クラスでお気に入りのルー・デュモンとシルグの1.5倍位の満足感。
そう考えるとのワインのCPはかなり高いと思う。
試飲しました(2020/04/24)
4千円超すから、さてどうしよう・・、でも飲まなきゃとやりました。
一級とは全く違う、薄旨、酸がクッキリのスタイルでした。
食べたのはタラの芽とホタテのバターソテーです。
これには一級よりACのコレの方が相性が良い。
だから握り寿司には現在ならコチラが良いだろうが、このACで上級品を推測するのは無理ではと思う。
つまり作り手は畑のポテンシャルに応じて、スタイルを自在に使い分けているみたいで凄腕と言えるのかも知れない。