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クーヴァン・デ・ヴィジタンディーヌは1954年設立のワイナリーで、1780年創業のネゴシアン、パトリアッシュ社の傘下にあるワイナリーです。その名は現在ワイン貯蔵庫として利用している17世紀建造の修道院に由来しています。アーチ状の天井を持つこの建物は見た目が美しいだけではなく、ワインの貯蔵庫としても最適な環境を提供してくれています。ワイナリーが築いてきたブルゴーニュ各地の栽培農家との幅広いネットワークと、整ったワイナリー設備をフルに活用し、ワイナリーが目指している「高品質ながら手ごろな価格のワイン」を生み出すため日々努力しています。
NICMANIA(2025/10/20)
色は薄めで透明感のある赤みがかったルビー。見るからに薄旨。
香りは赤い果実が主体でやや陰性。2004年ヴィンテージの安ブルピノから欠点を取り除いた感じ。ひと嗅ぎでブルゴーニュとわかる。
イチゴジャム、アセロラ、クランベリー、小梅、ネクタリン、塩っ気、
味は薄旨というか薄々旨。個人的にはとても好きな濃度。
あっさりしていながら品と節度があり、見事なまでにブルゴーニュしている。
味の要素はどれも角がなくバランスがよい。
柔らかな甘さ、うっすらとした果実味、とても丸い酸。
初日は薄旨故に僅かな収斂感。2日目以降はこれが消えてより洗練された感じに。
口当たりはナチュラスかつスムース。あっという間にグラスが空になる飲みやすさ。
余韻も赤果実主体。スミレの花やミルクチョコレートっぽさ。最後はネクタリンっぽく、うっすらと続く。
全体的に透明感がありクリーン。
ボルドー飲みには薄っぺらいとか水っぽいとか言われそうだけど、千円台のブルゴーニュと考えるとすこぶる美味い。
一昔前の安旨ブルピノが帰ってきたようで嬉しい限り。
試飲しました(2024/08/27)
4月入荷時点では評価を下せないので待ってました冷蔵庫保管の二日目から良くなり、固さが取れて赤い果実が感じられる様になりました。
3日目は更にしなやかで、濃くないブルピノの典型とも言える味(冷えた状態で)になり昇格させて良いと判断しました。
パトリアッシュの傘下の生産者だけあり、クラシック路線の味筋でしたが、徐々にモダン化はしてますが、名残はシャッキリした部分に残ってます。
ブルピノから離れられない方が拘る部分がそこだと思うのですが、この程度にしか書けない私がもどかしく思えます。
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