所有するのはボルドーでも著名なネゴシアンを率いるクリストフ・ルブル・サルツ。
当時まだ知名度の低かったプルミエ・コート・ド・ブライ(現コート・ド・ボルドー)の地でドゥルノンクールをコンサルタントに迎え、万全の体制でシャトー経営を開始。
その後、傑出したクオリティのシャトー・ジゴーを購入し、シャトー・ジゴー・キュヴェ・ヴィヴァ2000を造り、世界中の注目を浴びました。
今日、ブライが有名になったのは彼の尽力があってこそと言われております。
彼の新しいチャレンジで生まれたのこのベル・コリーヌです。
平均樹齢35年のメルロー91%、マルベック9%。
お客様の声(2022/05 徒然わいん様)
この日の夕食のメインは牛肩ロースの厚切りステーキ。
ワインは、ボルドー右岸のブライ コート・ド・ボルドーを開けました
色は濃いめのガーネット、エッジは紅色に染まります。グラスの底は全く見えません。
グラスからは、ほんのり青いハーブ香、甘草、インク、黒系果実香。
口にすると、中程度の酸、仄かな甘み、滑らかな口当たり、やや強めの苦味、舌をピリッと刺激する軽い辛味、舌をもくもくギュッッと締めるタンニンの収斂味、カシスの香味。
冷涼な雰囲気で、滑らかなタンニンのボルドー。
タンニンにやや渇いた感じがあるのはヴィンテージを反映か。
品種は、平均樹齢35年のメルロー91%、マルベック9%。
試飲しました(2022/02/16)
私は17ボルドーをオールパスしてきたが、この17にはもしや・・・と反応した。
確かに18の他のワインの様に濃くは無いが、黒い風味がボルドー本来の暗いニュアンスを醸し出す。
ドルノンクールのヒンヤリとした味わいが、17VTのマイナス部分をカバーしてる。
メドックの物差しで見ると華やかさが足りないだろうが、右岸の物差しなら、らしいってワインになると思う。
ベテラン程お解り下さるだろう。