お客様の声(2020/01 30代のシニアアドバイザーH様)
外観は輝きのある明るいルビー。
抽出がイマイチなのかと思ったら香りから捉えられるワインの凝縮感が凄い。
レッドチェリー、ブルーベリー、カシス、ブラックベリー黒果実を中心に感じられる。
またクローブやコーヒーといった樽由来の香りが果実の力強さと調和し、またほんのりスパイシーな香りも感じられる。
タンニンとボディ、アルコールはやや強めで味わいからも暑さを感じるが酸味がぼやけていないので飲み疲れることがなく楽しめる。
チリの1,000円程度のワインでこのクオリティなら相当コストパフォーマンスが良い。
ともに飲んだ人達にブラインドで飲ませたが冷涼産地のジンファンデルや冷涼産地のシラーと間違えていた。しかしそれくらい品質のいいワインだと思う。
お客様の声(2020/11 徒然わいん様)
この日の夕食は、鶏もも肉と合鴨入り鶏団子の水炊き。
鶏にはピノ・ノワールの法則通り、今回もピノ・ノワール。いつもはブルゴーニュを合わせるところですが、今回はチリのピノ・ノワールです。
色は薄めのルビーレッド、エッジまでほぼ同じトーン、グラスの底はしっかりと見えます。
グラスからは、ブラックチェリー、プラム、パフューム。
口にすると、豊かな果実の甘み、中程度の酸、やや強めの苦味、軽めのタンニンの収斂味。
香りだけだと、これはブルゴーニュか?と思う位の良い香り。
口にすると、果実味たっぷりで、酸はブルゴーニュと比べると弱さを感じます。
鶏の水炊きと合わせるには少し酸が弱いが、1000円を切る価格でこの内容はすごい。
軽い抽出がポイントでしょう。
パフューム香は樽由来なんでしょうね。
これはまた買おうと思います。
お客様の声(2020/08 masatomo9様)
たまに飲む、チリのピノノワール。
濃すぎたり、雑味があったりするものもありますがこれは違いました。
「アルザス?」
色:明るい赤、エッジピンク、足長い
香:赤いベリー、果梗、ハーブ
味:辛口、酸高い、わずかに苦み
軽い果実味、ほのかに甘い、濃くないというか薄い感じなのだが新世界らしさは感じない、ブラインドだとどう感じるかなー。
アルザスと言ってしまいそうな気がする。
お客様の声(2020/06 NICMANIA様)
色は薄めの、やや暗いルビー。とてもチリのピノとは思えぬ薄さ。薄旨ブルゴーニュのよう。
香りは赤果実寄り。甘い。奥の方で甘酸っぱさも。プラム、いちじく、アセロラ、ドライクランベリー、いちごジャム、ホワイトチョコレート。
味は「これって本当にニューワールド?」と疑いたくなるような薄旨。3桁の薄旨ワインなのに水っぽくない。甘さと酸のバランスは良好。旨味もそこそこ。ほんの僅かな苦味。少しジューシーで、全体的にはいちごジャムのような味わい。全く違和感のない口当たり。ブラインドで飲んだらどこのワインかわからない。ボーヌあたりの、洗練されきっていないブルゴーニュ広域もののような印象がある。
余韻は価格相応。短い。
でも嫌な感じはしない。
あえてアラを探すなら、最後の方に僅かな青臭さがあるくらいで、一貫して違和感なくスルスル飲めてしまう。
これで3桁ワインとは本当にお見事。
CPは非常に高く、薄旨ピノで比べるなら、ニュージーランドのフライング・キウイと同等くらい。
2日目、3日目は味筋そのままに、しなやかな印象に変化。変わらずCPは高い。
邪道は承知で、ソーダで割ったらメチャ旨。
下手な缶チューハイなんか蹴散らす旨さ。
試飲しました(2020/05/11)
私がチリピノを特選にするなんて、節操も無い・・って思われるかもですが、お飲み頂けば納得でしょう。
名高いコノスルのピノとは正反対で、しっかりピノのワインになってます。
注いで驚くのは、色合いの薄さから始まります。
こんなに抽出が軽いんだ!口にいれると、キュッと締まった酸と甘みが来る。
試しに経験年数20年以上の家内にブラインドテスト、コクは少ないし少し苦みがあるけど、そこそこで良いピノじゃない?って良い反応、値段と国で驚いた。
30分ほど経過すると苦みが消え、香りが立ち始める。
冷えた状態から適温に達して変化が始まる。
わかり易く例えるとヴィジタンディーヌ16を若くした感じです。
間違えない様に一緒にモンティーユのボーヌ・グレーヴ15を側に置いて飲みながらの試飲です。
勿論違いは圧倒的ですが、お値段は十分の一。
お家の料理ならこちらのお安い方が相性がイイかもです。
ちなみに当日の料理は自家製の餃子と、ソースが少なめのエビチリ、どちらにもGOODです。
書きすぎかもですが、南仏ピノより遙かにブルピノに近い存在です。
必ず冷やして締めてから飲み始めて下さい。