リアルワインガイド徳丸編集長の熱い想いがこもった「日本ワイン新流通システム」プロジェクトの目玉ともいえる、新流通システム限定のワイン。
四季ワインのコンセプトの下、季節ごとに年4回のリリースを予定。
SO2無添加となりますのでクール便推奨です。到着後は冷蔵庫での保管をお願いします。
ワイン名の「K23AK_RZ_77」はK=共栄堂 /23=2023 年 VT/AK=秋リリース/RZ=ロゼ/77=新流通システム限定とのこと。
品種はピノ・グリ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、巨峰、シャインマスカット等々。
小林剛士さんお得意の多品種ブドウから造られるまぜこぜのロゼ。
小林さんが目指すのは究極のテーブルワイン。
若い人やワイン入門編として飲んでもらうことが大切なので、飲み心地が柔らかくスッ~と飲めてしまう、いわゆる飲みやすいもの。
そして、これはワインを飲み慣れた愛好家が求めるものでもある。
価格の安さに徹底的にこだわるのも若い人たちに気軽に飲んで欲しいからで、このご時世でも高いもので税込み2,420 円というお値段。
そしてこの信念はワイン造りをスタートさせた時から全く変わっていません。
不思議なことにこのワイン、飲んでいるうちに「あれっ、白? いやいや、薄めの赤だっけ?」とちょっと分からなくなるのです。 それはロゼ、白、薄めの赤、それぞれの風味&飲み心地を持つからで、一本で3つの美味しさを楽しめるという優れもの。飲む人の感じ方次第で変幻自在!そのうえ、食事との相性も抜群。自由に軽やかに、気負うことなく楽しめて、しかもきっちり美味しい。これぞザ・テーブルワイン!
うま味が多く、フルーティでやんわり&ゆる~としているのに芯がある。だから美味しさがブレないし、おまけにエキス分もたっぷり。そして猛暑だった2023年ヴィンテージものとは思えないキリッと効いた酸が気持ちよく締めくくってくれます。
酸化防止剤無使用なのに不安定さは皆無! とはいえ、抜栓当日に飲み切った方が良いかもしれません。
SO2は醸造時も瓶詰め時も未添加ですので、要冷蔵で保管お願いします。
お客様の声(2025/03 徒然わいん様)
この日の夕食のメインはホッケの開きの塩焼き。
ホッケの塩焼きに合わせて開けたのは、共栄堂のロゼ。
リアルワインガイドが数社のワイン輸入代理店とタッグを組んで、酒販店に卸した共栄堂のワイン。
ロゼはこのルートだけでの販売のようです。ワインのキュヴェ名K23AK_RZ_77の末尾の77はそれを示しているそうです。
色は中程度の濃さの赤銅色、あるいはオレンジがかったロゼ色。夕焼け小焼けの色あい、
グラスからは、仄かに還元的な穀物香、オレンジ色の柑橘香、オレンジ色の花、仄かに赤いベリー。
口にすると、仄かな甘み、中程度からやや強めの酸、舌を軽くチリチリと刺激する残存ガス、軽く舌をキュッと締める収斂味、軽い果実の旨み、少々の苦味。
苦み走った味わいがとても爽やか。
ホッケの塩焼きと合わせても、生臭さなどは感じさせず、とても良い相性でした。
食後にはサンタンドレと合わせてみましたが、こちらもよく合いました。