南仏のピクプールブラン100%。
お客様の声・2016VTの感想です(2018/07 batten様)
夕食は鱸のカルパッチョ・ささ身塩焼き・餃子・モヤシ炒め。
合わせたワインは南仏ラングドックのピクプールブラン100%の白ワイン。
前も飲んで思ったのだが、価格のわりに厚みがあって酸味と苦味のバランスが良い。
当夜みたいな食事にはピッタリのドンピシャリだ、本国フランスでも日本でもデイリーの晩酌ワインだろう、能書きをたれるようなワインじゃ無いと思うが、真っ当で美味しいワインなのは確かだ。
お客様の声・2015VTの感想です(2017/09 masa様)
たまにはマイナーな産地と品種を飲んでみないと、そう思って買いました
「魚介にピッタリ」
色:やや濃い目のイエロー、足中庸、ほんの少しグラスに泡が付く
香:アカシア、ジャスミン、ミネラル、熟した柑橘
味:辛口、酸高め、少しつよめのミネラルの苦み、フレッシュでフルーティ、厚みも感じる
しっかりしてるけど魚介類との相性は良く、ミネラル感があるからか、こんな味わいのワインがこんな値段で買えるのは、マイナーな品種と産地なのだからなのだろう
ブラインドで飲んだら、イタリアの品種で、値段は買った値段の3倍くらいと答えてしまいそうです
インポーターコメント
ラングドックでブドウ品種をAOC名に冠する唯一のアペラシオン、ピクプール・ド・ピネ。
コトー・デュ・ラングドックのクリュのひとつで、地中海に面した同国屈指の大きさを誇る湖、トー湖周辺の6つのコミューンから成る。
この地方最古の土着品種ピクプール・ブランから白のみが造られており、オクシタン語で「ピクプール=唇を刺すもの」を意味する通り、高い酸を持つ品種の特徴が、石灰豊富な土壌、北風と潮風の影響から内陸部よりも涼しい気候と相まって、引き締まった酸、堅牢なミネラル、華やかな香りを身上とする。
17世紀には既に評判を得ていたこのピクプールというブドウのポテンシャルと、それを育むべく存在するかのようなテロワールを余すことなく表現するため、惜しみない情熱を注いでいるのがドメーヌ・カブロルである。
45haの所有畑はローズマリーやラベンダーなど、地中海性の植物相が豊かなガリーグと呼ばれる灌木地帯に広がっており、石灰を主体に、粘土や砂、鉄分を多く含む赤土等、変化に富んだ土壌を持つ。
アペラシオンの眼前に広がるトー湖は牡蠣の名産地として知られているだけあり、牡蠣はもちろんのこと、あらゆる魚介類との最高の相性は素晴らしい。