ベルグハイム、サン・イポリット、ベブランハイム各村産のピノ・ノワールが50%、プルミエ・クリュ「ビュルランベルグ」の若木のピノ・ノワールが50%。粘土石灰質土壌。収量45hl/ha。平均樹齢30年。木製開放発酵槽で発酵後、228リットルの樽で12ヶ月間シュール・リー熟成。
お客様の声(2025/06 NICMANIA様)
初日の印象は「ふくよか」。2日目は「エレガント」。
3日目は「筋肉質」。2日目が抜群に良かった。
色はやや薄めの小豆色っぽいルビー。艶があり、かなり高い粘性。
香りは甘い赤果実が優勢で甘酸っぱくチャーミング。複雑かつ高級感がある。
アセロラ、クランベリー、さくらんぼ、ネクタリン、小梅、奥の方にホワイトチョコレートとハーブ。
味は上品な癒やし系で、透明感がありつつも充実した味わい。さらにナチュラルで違和感が無い。
アルザスのピノらしい清涼感と、クラシカルなブルゴーニュっぽさ。
豊富でキュートな酸、グリセリン的な甘さ、少しのほろ苦さ。ミネラルたっぷり。
特筆すべきは非常に豊富な旨味。飲み込んだ後にもかなりの旨味が舌に残る。
この旨味と適度なタンニンのおかげか、一口飲むごとに満足感がある。
余韻は甘い赤果実を軸に、複雑で充実している。
プラム、ネクタリン、クランベリーなどの赤い果実に加えてホワイトチョコレートとココアっぽさ。
3日目になると表情が変わって濃くなり、最後の一杯は澱こそ無いものの、骨格ががしっかりしてかなり飲み応えがあった。
味は酸が控えめになって黒糖のようなねっとり系の甘さに変化。この感じは高価格帯のピノでしか出せない感じだと思う。
とはいえ、個人的には2日で呑みきりたい。
アルザスのピノで¥5000か・・・と思っていたけど品質と満足感はそれ以上にあった。
試飲しました(2025/05/20)
この価格で私的には最高のピノじゃ無かろうか、とさえ書く。
色合いは赤!紫色は殆ど感じない、クリアーである。
近頃にブルピノに感ずるやや甘い・・・って感じが無い。
梗由来と思える個人的に木質系に感じる素朴な味もある。
何年前かは言えないが良い時代のブルピノの素晴らしい味が残っていた。
ノーマークで大失敗だった…って反省です。
ただアルザスピノは気候による変化がブルピノより大きいし、この22しか飲んで無いからピンポイントの判断になるが、私の飲みたかったピノの最右翼でした。
2日目はーズケーキと一緒に飲みました。
暫くぶりの組み合わせですが、これも素晴らしいです。
ただボトルの保管が冷蔵庫だったんで温度が戻りきらなかった。
開けたワインの保管、流石に床ベタ置きは出来ないし、冷蔵庫だと冷えすぎでした。
白のレベルがどの辺りかを私は確信を持って言えないけど、赤に関してはブルゴーニュの10,000円クラスよりも上だと思う。
これは店主超特選です!