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お客様の声(2017/10 元NICMANIA様)
久々の大当たりボルドー。
かつての「サンテステフ ド シャトー モンローズ」以来の衝撃。
色は少し暗めの、ルビーが強めのガーネット。澱はまだ無い。
香りはこの価格からは考えられないくらい心地よく複雑で、いかにも旨そう。
甘い黒果実の複雑な香りと湿った感じの陰性の香り、少しのスモーキーさ。
カシス、ドライプルーン、ブルーベリージャム、チョコレート、バニラ、シュー皮、甘草、泥ゴボウ、黒胡椒、鉛筆の芯、イソプロ、アニス。
味は個人的にとても好みのバランス。一般的には僅かに甘さが優勢か。
落ち着きつつあるジューシーさと、その後から程よい旨味。
タンニンはほぼ溶け込んでいて、サラリとした口当たり。
余韻はとても満足感が高い。
透明感のあるジューシーさと甘さ。どこか杏仁豆腐っぽい香りも。
複雑な甘い黒果実の香りは、バニラビーンズたっぷりのカスタードクリームのよう。
ココアっぽさを伴って、かなり長く続く。
2日目になると初日よりもメルロが表に出てくる。初日よりも人懐っこい。
香りはゴボウやスモーク感が消えて、ミルクチョコレートっさが増す。
味も初日より甘さが増して、舌触りはビロードのように滑らかに変化。
3日目はメルロの黒果実が強くなって、濃く感じる(ボトル底の部分だったからかも)。
万人受けするし本格的な印象もある。
CPはかなり高く、2,500~3,000円くらいのクオリティ。
特に初日の香りの成分は価格対比でずば抜けていると思う。
この価格帯で3日間毎日表情を変え、かつ楽しく飲めるボルドーは本当に希な存在。
試飲しました(2017/09/04)
ジネステ系だからグリオ・ラ・ローズ・・・ではないそうです。
レオヴィル系のどこかの畑、若木かも知れません。