「シャトー・フォンバデ」が手掛ける別シャトー。ミッシェル・ロランがコンサルタント。曽祖父は格付け1級ラフィット・ロートシルトの総支配人を務めたパスカル・ペロニーが所有するシャトー。一族は北部に1級ムートンに近い1区画と、南部に5級ランシュバージュと2つの2級ピション(バロンとラランド)に近い2区画を所有している。
カベルネ・ソーヴィニョン主体&メルロ。カシス、ブラックベリーなどの黒系果実に黒鉛、シダの香り。まだ若々しさを感じられる果実味のアタックがあり、細やかなタンニンで滑らかな質感。ポジティヴなグリーンノートとフレーヴァーは全体をエレガントに魅せてくれるが、中盤からポイヤックらしい力強さが現れ余韻が長く伸びるフィニッシュ。