お客様の声(2024/11 NICMANIA様)
色は透明感のある濃いルビー色。高い粘性。
過去に飲んだ2018ヴィンテージ対比で倍くらいの濃さになったように見える。
香りは甘く、赤優勢の果実香。
2018のように嗅いだ瞬間「ニュージー!」とはならず、それどころかニューワールドっぽくなくて、フランスの香りがする。
ネクタリン、アメリカンチェリー、熟したプラム、シロップ漬けのチェリー、イチゴジャム、少しチョコレートと塩クリーム、薔薇の花にも似たフローラル香。
どこかブルゴーニュっぽいのは花の香りがするからか。
2日目以降はカシスやブルーベリー等の黒果実香が加わり、より複雑で高級感のある香りに。
味はジューシーでクリーミー。ピーチネクターのようでもある。
濃い目ながらもしつこさは無くて、かなりスムースな口当たり。そして充実している。
とても目の詰まった果実味。さらりとした甘さ、酸はとても丸く豊富。旨味たっぷり。
タンニンは細かく、舌触りはシルキーと言って良いくらい滑らか。
飲み込んだ後は綺麗に果実味が退いていく。
2018ヴィンテージで見られた漢方系のほろ苦さは僅かに感じるのみ。2日目以降は殆ど感じられない。
余韻は甘くミルキーな赤黒果実香。
熟したプラム、ネクタリン、ミルクチョコレート。うっすらと、結構長く続く。
全体的に若いブルゴーニュっぽい。デイリーのピノとしては十二分な品質。
CPはかなり高く、ブルゴーニュでこのクオリティを求めたら3500くらいしそう。
試飲しました(2024/10/09)
21になってから飲んで無く、22が来てから飲んだらびっくりです。
22より600円お安いですし安定した状態す。
NZピノとしてはやや濃いめですが、酸のバランスは円満で万人向きです。
赤いバラの香りがして素敵です。
お客様の声・(2023/12 masatomo9様)
なかなか、ブルゴーニュに似た味わいのピノノワールは少ないのですが
「 若いブルゴーニュACと答えてしまいそう 」
色:明るめの透明感のある赤、エッジ紫、足長い
香:紫蘇、赤いベリー、果梗、ハーブ
味:辛口、酸高い、タンニンやや若さを感じるが強くはない
フレッシュな軽い果実味がある
ブラインドなら、若いブルゴーニュACと答えるだろう味わい
この値段でこの味わいは嬉しい
試飲しました(2023/10/15)
2020年が再入荷、早速試飲したが、去年ものとは明らかに違うキュヴェ。
結構なパワーがあり、18に近い印象、黒糖というか香りが強いので、少し飲んで翌日。
相手はオージードンピシャの鳥唐ですからピッタリ、やはり獣の脂が欲しいのです。
温度は気持ち低め程度から常温で良いです。
試飲しました(2022/11/06)
今18のコメント読み返し、少しタイプが違うなと思った。
黒い感じは皆無でひたすら赤って印象でかなりいろは薄くクリアーでチャーミングです。
人によってはカジュアルっても思うかもです。
煽りは違うけど02のコロまでのモンジャのACみたいで、飲んじゃうタイプ。
開き難いブルの19,20を相手にしてると開けた瞬間からイラッシャイませって所が嬉しくも思うだろう。
所が就職に出たサンマの塩焼きを相手にしてもベターな対応なのだから面白い。
カスタードシューでもつまみながら飲んだら幸せ。
物足りないって思う人も居るだろうけど、それはヤボだと思う。
お客様の声(2022/07 NICMANIA様)
色はやや薄めの、小豆色っぽいガーネット。
香りは甘酸っぱくNZらしく、スパイスと革っぽい香りがあってジューシー。
アメリカンチェリー、熟したプラム、シロップ漬けのチェリー、イチゴジャム、少しチョコレートと塩クリーム。黒糖っぽさも。
味は軽めながら充実感しつつ透明感がある。
重心の低い甘さ、そこそこ丸い豊富な酸。程よいミネラル。旨味たっぷり。飲み飽きしないバランス。
初日は後半にかけて、やや気になる漢方系の苦さ。
余韻はかなり長く、アメリカンチェリー、チョコレート、熟したプラムやネクタリン。
後半は樽香なのか、焦がしキャラメルやダークラムのような心地よい香り。高級感がある。
2日目になると果実香に透明感が出てくる。
さらに焦がしたキャラメルやバニラのようなリッチな香りが加わり、高級感がぐんと上がる。
味は透明感がやや増し、酸に丸みがでてくる。
初日に気になった苦みもほぼ溶け込んで、かなりナチュラルな味わいに。
3日目になると陰性の香りが加わり、NZとブルゴーニュ南のピノの中間くらいの印象に。
ナチュラル感はさらに進み、一瞬味が無くなるような、高級ブルゴーニュで感じる印象があってちょっと驚く。
2日目以降はNZと思えぬ完成度。どこかブルゴーニュの雰囲気がある。
このクオリティをブルゴーニュで求めたら¥3,000以上すると思う。
個人的に好きだった、かつてのセレシンMOMOピノノワールに近い味わい。
特筆すべきは3日目の完成度で、デイリーではなく週末ワインとしても通用するレベル。
試飲しました(2022/06/25)
よそ様の値段を書いて下品は承知ですが、2,200円位してます。
現在輸入元がセール中だからこの価格多分、次のVTは為替の影響が出て無理になるだろう。
初日と、3日目で飲んだが、最初っからクリアー、微かに黒い風味と苦みがアクセント。
試飲は原則温度を下げない事にしているが、熱量感は僅かしか感じず、ブルの南、マランジュなんかと然程のさは感じない。
このクリアーで一定の厚みは2千円台のブルピノでは中々探せないと思う。
3日目は当地でも34度で常温保管だったんで冷凍庫に入れ15分、ボトルの冷たさがワインに伝わるの待つって荒技、でも良い感じです。
こうなると明らかにブルじゃ無いとなるが、ワイン自体のレベルは価格以上だ。
最初っから、冷やし締めて適温を探しながら2日間で飲めば、満足出来ると思う。
RWGの評価なら今飲んで88は確実、よって特選とします。