画像は参考画像です。
配送時の破損でラベルが汚れたものになります。
ラ・モンドットやテルトル・ロートブッフに隣接する恵まれた立地です。平均樹齢30年のメルロー80%、カベルネフラン20%。タンク保管後、タル熟、その後のボトリングです。
お客様の声(2019/07 徒然わいん様)
この日の夕食のメインは、豪州産の牛もも赤身肉を使ったリーンなローストビーフ。
カマルグの塩と黒胡椒、ホースラディッシュをつけて食べました。
合わせたワインは、バックヴィンテージのサンテミリオン。27年たってます。
エッジに煉瓦色が入る中程度の濃さのルビーレッド、グラスの底は見えるか見えないかギリギリの線。
グラスからは、酸を連想する赤系果実、甘草、インク、鼻腔の奥をツーンと刺激する化粧香、かすかに熟成感のある香り、苦みを連想する少々の枯葉香。
口にすると、ほのかなサラッとした甘み、中程度の酸、軽い苦み、軽くキュッと口腔壁を締めるタンニンの収斂味、爽やかな杉の香味、後に残るほのかなチョコレートの香味。
脂の多い肉だと合わせるのは厳しくなるかもしれませんが、リーンなローストビーフには、本当にちょうど良い。
27年経っているのに、まだまだ果実味はしっかりしているし、ひねた感じはほとんど無いし、そもそもこの価格でそんなワインが買えるなんて、ちょっと不思議。
コルクはそれほど時間を経た感じはないので、タンクで保管されていたものをここ10年以内に瓶詰めしたんじゃないかな。
お客様の声(2019/05 元NICMANIA様)
色はやや薄めの、わずかにオレンジの入ったガーネット。透明感がある。
香りはドライプルーン主体の複雑なドライフルーツ、塩クリーム、杉の木、鉛筆、僅かにスモーキーさと漢方薬。
グラスの縁からは醤油のような塩っぽさ。
味はバランスよくクリアーな味わい。
とても落ち着いた果実味。
まだヒネた感じはないクリアーな口当たりで、ピノのようにスイスイ飲める。
余韻も僅かなスモーキーさを伴い、プルーン主体の落ち着いた果実香。
2日目になるとグラスの縁から果実酢っぽい香りを感じるものの、まだ健全。
スモーキーさや漢方薬の感じは無くなって、サン=テミリオンらしい熟したメルロの香りになる。
味は初日よりも濃くなり、クリアーさは減って、やや目の詰まった味わいに。
個人的には初日のクリアーな感じが好み。
一般的にはサン=テミリオンの古酒らしい2日目のスタイルか。
27年間って、保管料だけでも相当かかるだろうし、このワインの価格構造が気になって仕方が無い。
試飲しました(2019/04/15)
前記の理由で開けて即だとSO2に敏感な方は反応するかもですが、ベテランボルドー飲みなら良さに先に反応するでしょう。
開けて三日目でベスト、前記の様なクセが消え去り、赤い果実と滑らかなタンニン、それも甘さ、望外の良さを満喫。
クルティエを通し複数のインポーターに流れていて、価格もまちまちだが、間違いなく最安値を実現した積もりです。