メルロー50%、カベルネフラン50%の14.5%。
アンジェリュスのユベール・ド・ブアール氏がラ フルール サンジョルジュを買収。ラ フルール ド ブアールをスペシャルキュヴェとして新たに造り、従来の物をこちらの「ラ フルール サン ジョルジュ」にしたとのこと。
試飲しました(2018/05/09)
このワインは14.5%もありますが、注いだ瞬間、クリアーなので驚いた。
透明な部分のプレートは厚い。
味わいメルロを殆ど感じさせず、フランばかり出ている。
フラン100%はル・ドームで経験済み。
これは翌日回しと、昨晩飲んだ。
ものの見事にメルロが現れ濃く不透明になったが、メルロが殆どのワインのように黒系には成らない。
フラン50の威力なのだ。
飲んでも先にメルローを感ずるがアフターは軽やかな旨み感で明らかにフランのお陰だ。
そう一年位前に飲んだプチ・シュバルの11年を思い出した。
これだって簡単に開けられるワインではないが、その片鱗をサンジョルジュは味あわせてくれる。
ブアール氏はシュバルの前オーナーとは友人で、ド・フランを作ってますよね。
それの上級バージョンがコレかも知れません。
モダンなスタイルを好まぬ私ですが、このワインには心底感心した。
是非!