お客様の声(2019/01 徒然わいん様)
この日の夕食のメインは、豚ロースかつ。
ブルゴーニュ赤を合わせようと考えて、選んだのがこちら。
フィリップ レクレールのジュヴレ1級 ラ コンブ オ モワンヌ。
バースデーウイークなので、私としてはちょっと値の張るワインを選んでみました。
色はやや薄めのルビーレッド、エッジはレンガ色に染まります。
グラスからは、鰹節、 菫を思わせる紫の花、アニス香、艶々とした黒い果実の果皮の香り、プラム、甘草やシナモンを思わせるスパイス香。重層的で、複雑性のある香りです。
口にすると、中程度からやや強めの酸、たっぷりとした果実の旨み、軽い苦み、軽いタンニンのように一瞬思うが、後からじわじわと感じるタンニンの収斂味。
味わいは球体に近い感じで、どの要素もレベルが高い。
この香りは、やはり1級畑以上ではないと出て来ない香りですね。
ブルゴーニュの村の個性を知りたければ、1級以上の畑のワインを飲まないといけないとよく言われますが、それほ本当だと感じさせるワイン。
昨年の7月にバックヴィンテージが出てきたのを買ったものですが、これは大正解でした。
とんかつとワインの相性ですが、塩とディジョンマスタードをつけて、食べて、吉。
とんかつソースをつけてだと、せっかくのワインの味わいが分からなくなってしまうので、勿体無い。
良年の若いピチピチしたブルゴーニュ赤なら、ピチピチした果実味がとんかつソースと対抗できるのですが、バックヴィンテージのものだと、それは難しいようです。
フィリップルクレールはブログを始める以前の2003年に1999のACブルゴーニュを飲んで、閉じていて、うんともすんとも言ってくれなくて、それ以来飲んでいなかったのですが、熟成した上級キュヴェを飲めば大丈夫ということがわかりました。
バースデーウイークに相応しいワインでした。
試飲しました(2017/03)
※ラック試飲会にて
一番のお勧めです!私は初めてここの良さが解りました(苦笑)
今回の試飲会では隣はデュガのジュヴェレ14となり、オオッと声が出ました。
圧勝まで行きませんが、こちらに軍配です。
黒い風味の迫力有るコンブがこんな価格です!
ボルドー好きでもこれなら両手が上がると思う。
11年、なんて考えないことですね!
定例会で確認したところ、開けて2日目から本領発揮のようです。