現在庫で完売となります。
メルロー66%、シラー14%、カベルネソーヴィニョン6%、プティヴェルド14%。
インポーターの担当いわく、ベストな状態とのことです。
試飲しました(2023/07/16)
眠りから覚めた状態で肩口に厚いオリ存在、2日目から本調子です。
前世紀のボルドーに心惹かれる方は諸手を挙げるし、それの経験の無い方は「臭い?」って事になる心配はある。
昔の生産方法で長期熟成させようとすれば、SO2の添加は必須、其れ等は一定期間で消滅する。
それ故の熟成香りだが、ご理解頂けるだろうか、が問題点。
数ヶ月立てたままにして、ボトルの中央部分を楽しむのが本筋のやり方、最後にかなりのオリが見えるだろう。
これがある程度溶けた3日目は凄まじい濃さに変化、養命酒…って思う程度のリコリスの味香り、この激変ぶりは想像以上、過去最高の変化でした。
初心者は手を出さないで・・・と取りあえず書いておく。
4日目、1日クーラーが回ってるので、床の上に保管で飲んだ。
3日目は猛烈な味に変化して怖い4日目かと思っていたが、違って落ち着き払った感じ、文句なしでほぼポムロルでした。
それもド・サルのレベルではなく、もう少し上のクリュ・クラッセのプティヴィラージュレベルです。
3日目の猛烈なリコリス香、味は何だったのか?って疑問にはなるけど、この4日目の状態で値段はだれも推測でき無かろう。
しかも鉄分タップリで紅茶とココアが混じった味わいはポムロールをある程度勉強していないと誤解する可能性がある。
変化の幅の大きさと、右岸熟成品特有の熟成香りが存在するから、初心者は要注意だが、それらをご存じの方には驚異の存在と言える。
このワインの前ではジュアンのAC21は大人しい存在でしか無かった。
比較する事自体が無茶な事です。ウナギのかば焼きにピッタリのメルロです。
書き終えてシラーが入ってた…って知ったが何処にその痕跡が?
シラーの熟成した味って判らないし…ともかく不思議で凄いワイン!