3級CHララギューニュの中にモーカン所有の畑が3Haあり、その葡萄もこのモーカンに入るそうです。
試飲しました(2013/5)
初日はやや薄めでアリャ~ッでしたから一杯飲んで翌日に。
まだ肌寒いので常温放置。
二日目は05らしい濃さを取り戻していました。
ここはマコーで川沿い、つまり海水が入り込んでいます。
味わいに結構な塩味を感じます。カベソーが良い具合に熟成しています。
タンニンが甘く感じる程で、肩口にオリが落ちた痕跡。
粒状のオリも見えます。将に飲み頃到来で御座います。
このシャトーは、ほぼマルゴーなのだが、畑の一部はオーメドックなのでこのAC表示、カントメルルと地続き、三級のラ・ギューヌの地所の中にも畑が3ヘクタールも有る、ブルジョワ級のシャトー。
プリムールで販売せず、ゆっくり飲み頃をリリースするのは立派。
だからこんな飲み頃ドンピシャが来る訳です。
一般のマルゴー風のスミレの香りは少ないが、タンニンの柔らかさにその雰囲気は十分に出ていると思う。
終わりの部分が近づく程にコーヒー風の味わいが現れて来てポテンシャルの高さは簡単に理解で出来ると思う。
シャトーで十分に落ち着かせたほぼ蔵出しに近い05が飲める!
猫二匹と奥様をこよなく愛する、モッコスで腕っこきの料理人 batten様
録画していたNHKの「和食 千年の味のミステリー」を見た。
良く出来ていた番組で、海外で放送しても受けるんじゃないかと思ったね。
鍋&冷蔵庫の半端処理で、小皿がメチャ並ぶ晩ゴハン。
煮しめや肉っ気に期限がオーバーした白カビチーズがあったのでボルドーを開ける。
もう、このクラスの05はいけるね。
なんとなくクールなんだけど、風味よく美味しいワイン。
テロワールと仕込みとヴィンテージが上手くかみ合ったんだろうな。
炬燵で一眠りした後にグラスに残ったワインを飲んだらムフフでした。