RWG79号で今飲んで93+、ポテンシャル94+
Embrazees に隣接した2区画から生まれ、合計で 0.43ha。このキュヴェもマシェレル、シュヌヴォットと同様に2011年が、トマ・モレとしてはファーストリリース。土壌は白色粘土で、標高の高さを考えると、表土層は異常に厚く、畑は白ブドウの栽培に適している。フィロキセラ以降、畑は荒廃し、1960年代になって、ようやく植え替えられた。父ベルナールの時代からレ・ボーディーヌを名乗っていて、トマはこの区画に密植にすることで樹にテンションをかけた栽培を試みており、功を奏している。隣接する畑である(所有区画毎は隣接していない)レ・ザンブラゼとほぼ同時期に収穫される。この畑は若木も多く(約半分は2002年植樹、残りは1972年植樹)、その為、土がまだ綺麗なままで病気にかかることはないのだという。天候や病気などの影響を受けやすい古木に比べ、安定的に高い収量を得ることができる。