カベルネソーヴィニヨン55%、メルロー40%、プティヴェルド4%、カルメネール1%。
サンジュリアンの南、キュサック村に小さく広がる家族経営のシャトー。
葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで詰めまで行う小規模優良シャトーだけに格付けされる「クリュ アルティザン」を取得。上級キュヴェのキュヴェ グランペールは漫画「神の雫」にも掲載されております。
お客様の声(2019/12 NICMANIA様)
色は濃くて暗めのルビー。
香りは熟したカベソーの香りが心地よい。
カシス、ごぼう、チョコレート、ココア、甘い黒果実、マッシュルーム、アニス。
グラスの縁からは塩っぽさ。
味もやはり、正しくメドック。
中庸な濃度でバランスは良好。
スッキリ美味しい。
当たりは少し冷ややかで金属的。
後半にかけて唾液が出てくるくらいの豊富な旨味。
初日はやや収斂感。
余韻はそんなに長くないものの、かなり複雑。
甘く黒い果実香にココアやチョコレート。
ベリーソースがけのチョコレート菓子のよう。
2日目は味も香りも濃くなり、かなりどっしりしたメドックワインに変化。
香りはメルロが出てきたのか、黒果実がメインに。
ほか、ドライプルーンの香りが強くなる。
鉛筆、材木、わずかに漢方薬。
味はさらに目の詰まった濃い味わいに。
にもかかわらず、変わらず飲みやすいから不思議
全体的に今のスタイルになる前の「正しいメドックワイン」
そして安くて旨い。
少なくとも千円台の味ではない。
倍くらいの価格でも良さそう。
試飲しました(2019/11/05)
サンボネ12とほぼ同時に飲んでいました。
結論を書くとそれより一枚上手です。
2日目以降の黒さ、凝縮度が明らかに違う。
2011って年のやや暗いイメージが、オーメドックのカベソーのタンニンにその様なニュアンスを与えているのでしょうか。
ガッツの有る味わいで15-16の端麗感だけでは満足しない、訳知りオールド・ボルドー・ボーイ様なら、コレなのよ!って声が出そうな気がする。