予備分UPです。
フランソワ・ミジャヴィル氏の息子ルイ・ミジャヴィル氏が手掛けるワイン。
2019年がファーストヴィンテージ。
メルロー90%、カベルネフラン5%、カベルネソーヴィニョン5%。
お客様の声(2023/10 masatomo9様)
ロートブッフのフランソワ・ミジャヴィル氏の息子
ルイ・ミジャヴィル氏が手掛けるワインということで期待して飲みました
「これは・・・」
色:黒っぽい赤、やや透明感がある、エッジオレンジ、足長い
香:黒鉛、鉄、黒いベリー、胡椒、ミネラル、タル、青いハーブ
味:辛口、酸やや高めで丸い、タンニン豊富だが柔らかい
軽い果実味、過熟ではないブドウ作られているのだろう
過度な甘味や濃さがないのに、収量がすくないブドウだと思われる旨み
濃く熟したボルドーが好きな人には向いていないと思うが
メルロー主体のワインの方向性なかで、完成形の一つに近い感じ
濃いブルゴーニュにも通じる、この値段でこの味はまいった。
色からすると、SO2があまり使われていないのだろうが
色ほどの熟成感はまだでていないので、何本か熟成させてみたい。
印刷がなにもされていないフォイル、地味だなと思って開けると
最近は珍しくなった、金属製のもので驚いた。
お客様の声(2023/08 batten様)
開けてすぐは情熱を感じる美味しさ、完熟果実な香りとジューシーに複雑性。
これはこれで洗練さも力感もあって美味しく好きな味わい。美味しいですね。
綺麗な口当たりで濃いのだがキレが良い、上等で細かいタンニンと酸が口中で楽しい。
メルロの甘が素敵だけど「どうだぁ」と出てこないのも良いね。
2日目は表情が変わる、熱いパッションが落ち着いてクールな表情がコンニチハです。
入ってくる香りもだが抜けていく香り風味が素晴らしいし、するすると胃に落ちていくじゃないか。
エレガントで柔らかさも出てきた。ますます美味しいワイン。
ちょっと高い広域ブルゴーニュと変わらぬプライスでこの味わいこの酒質。
あいかわらず素っ気ないラベルのミジャヴル家のワイン、見た目じゃないよ、過剰でもないよとグラスから答えが出ている。
もちろん、追加決定です。
試飲しました(2023/07/05)
カスティヨンなのに高いね~って思うでしょうが、ロートブッフのルイが作ったって知れば仕入れます。
長くなるから結論から書くと、ロートブッフの味わいが感じられた!
私ロートブッフ大好きで91から98まで殆ど飲んでますし売りました。
ミシェル・ロランの味と好対照で、甘さが少なくタイトで、酸が綺麗に残ります。
鉄分が多めなのも本家譲り、だからこの畑を簡単でしょうけどね。
ミジャヴル家は一つの畑から1種類のワインが原則、従ってロートブッフにはセカンドがありません。
ロートブッフを入れて5つのシャトーがあり、ソレの末弟ですが、方向が揃っているのは流石で御座います。
2日目、師匠が何時もの様にお茶に来たので、家内が飲ませたら絶賛の言葉、私は夜に川越の老舗の蒲焼き、素晴らしかったです。
師匠はこんなボルドーが出ると、ブルは立場が無いって言うほどでした。
文句なしの超特選であります!