シャルル ノエラは1980年代にルロワへ売却されたため現存しないドメーヌですが、シャルル ノエラという商標は、シャルル ノエラ当主の甥が経営するネゴシアンの「セリエ デ ウルシュリーヌ」の当主が譲り受け、その名前を使っております。
お客様の声(2018/08 元NICMANIA様)
色は少しオレンジがかったガーネット。まだまだ現役な印象。
香りはドライフルーツっぽさが多め。ドライな印象。
ほか、プラム、アメリカンチェリー、粉っぽいチョコレート、黒糖、少し梅酢とヨウ素。
味は中庸な濃度。甘さ控えめでドライ。かなりクラシカルな味わい。
タンニンはほぼ溶け込んでいて、僅かに粉っぽい程度。
最近のブルゴーニュと違って「飲んですぐ楽しい」味筋では無いけれど、こちらから一歩踏み込んで味わうと、しみじみ旨い。
無骨で頑固だった職人のオジサンが、年老いてようやく柔らかくなって若手を教えている感じ。
余韻はフレッシュ感が残っている。
チョコレートやプラムのように、結構長く続く。
3日目にかけて良い意味で力が抜けて、親しみやすい味わいに変化。
まだ5年くらいは元気な状態を楽しめそう。
最近透明感のあるブルゴーニュばかり狭く求めていたので、視野を広げる良い刺激になった。
試飲しました(2018/07/24)
99で、コルクの頭がイイ按配にカビ付き保管は極めて良かったのでしょう。
ヒネた感じは微塵も無く、大地の味わいがド~ンと伝わって来ました。
99ですから、昔のスタイル。
現在のピノと較べると、混濁したと思う若い飲み手もいるだろうし、昔はこんな複雑な味だったよな・・・って懐かしむベテランも様々な感想が想像できる。
現地の地下のカビだらけの保管庫で鉄で出来た大きなネットの入れ物にドカッと入って寝てたんだろうね・・・って想像した。
定例会に持っていったら、参加した方達は価格と品質に驚き師匠はケースで買う!とのことでした。
店主特選になります!