ビオのピノオーセロワ30%、ピノブラン30%、ピノグリ20%、ピノノワール20%のブレンド。
エギスハイム村のドメーヌ・ヘビンガーがノンドザージュ、サンスフルで造った2014年のミレジメ・クレマンです。ステンレスタンクで2 ヶ月発酵後6 ヶ月シュールリー熟成、39 ヶ月の瓶内熟成を経て18年7月にデゴルジュマンしました。イエローゴールドの外観から細やかな泡、バタートーストや夏みかんのアロマ、落ち着きのある果実感にミネラル溢れるロングアフターが特徴です。
お客様の声(2018/09 元NICMANIA様・2013VTのコメントです)
色は薄めのゴールド。
発泡は荒く、若干弱め。
香りの印象はリッチ。そして「熟成感」。
カリン、りんご、アプリコット、みかんの缶詰、ブリオッシュ、奥の方に青りんご。
含んだ瞬間はドライかつ強面。
その後はドライながらも癒し系の味わい。かつリッチ。
ややとろみのある舌触り。
どこか熟成したシャンパーニュを思わせる。
鼻抜けではリッチな熟成香。
その後の余韻はドライなハーブ感ではじまり、アップルパイのように変化した後、酵母の香ばしさで締めくくられる。
最後の酵母香で初めてビオのワインということに気付く。
酒質はかなり良いようで、酔いの周りは遅く、ほぼ一本飲んでも当日・二日酔い感はゼロだった。
ヴィンテージを考えると、個体差で熟成が進んでいたのかもしれない。
一方で常にこの味わいならば、大歓迎で飲みたいレベル。