再入荷です。
ピノノワール100%。ストロベリーやチェリーのアロマとアクセントにアジアのスパイスを想わせるような風味が広がる。心地よい酸と柔らかなタンニンを持つ軽やかでエレガントな一本です。
お客様の声(2018/09 batten様)
久々の南アフリカのワイン。
色合いは深めの濃さを想像する赤紫。
ブルゴーニュのACより黒いベリーにスパイシーさを感じるかな。
ワインを構成する要素のバランスが良い、私が苦手な酸は低めで、甘旨味は十分、ピノだから舌を巻くタンニンは少ない。
産地の影響かな、葡萄が完熟して仕込んだって味わい、濃い目好きで酸っぱいの嫌々の私には美味しいワイン。
ボルドー好き、普通のワイン飲みも味わうと良いな。
いくらだったかと納品書を見たら安いねぇ、普段使いにピッタリの1本。
お客様の声(2018/05 徒然わいん様)
この日の夕食は、鰤の照り焼きと豚肉とレンコンの炒め物。
南アフリカのエルギンで造られたピノ・ノワールを開けました。
エルギンといえば、ポール クルーバーのエステート ピノ・ノワールの良さに感心しましたが、こちらはどうでしょうか。
色はやや薄めのルビーレッド、グラスの底はしっかりと見えます。
グラスからは、化粧香、ブラックチェリー、高いアニス香、酸を連想する赤系果実。
口にすると、少々の甘み、豊かな果実の旨み、中程度からやや強めの酸、軽い苦みとピリッとした軽い辛み、軽いタンニンの収斂味、ほのかに枯葉の香味。
よく出来た良年のACブルゴーニュを思わせる香りと味わい、しかし、後に感じるアルコールの高さは熱量の高さを感じます。
裏ラベルを見ると、アルコールは14~15%(ワイナリーのサイトの記載では14.0%でした)
(このモトックスの裏ラベルのおかげで、オリジナルのラベルが隠されていて、これはいい加減やめてほしい)
このアルコールの高さと果実味の豊かさはブルゴーニュではなく、新世界的ですね。
隠されていない部分のオリジナルのラベルを見ると、「クラシカル(ブルゴーニュ的)な構造を備えた新世界の果実味を持つ」と書かれていて、まさにその通りと思いました。
しっかりとした酸と豊かな果実味のおかげで、甘塩っぱい味付けの和食によく合いました。
1,480円はお試し特価で、通常価格は1,650円となるそうですが、通常価格でもCPは非常に高いと思います。
南アフリカ、エルギンのピノ・ノワールはやっぱりいいなあ。
モトックスのサイトを見ると、ワインメーカーのホセ コンデさんの奥様マリーさんは日本人で、テレビ番組でも取り上げられたそうです。
この記事見た記憶があります。
追記:
2日目です。
もうか鮫のフライ、タルタルソースに合わせました。
今日は、黒い果実の香りを強く感じます。口に含むと、鉄の香味も感じました。
お客様の声(2018/05 元NICMANIA様)
色は中庸な濃度のルビー。エッジが僅かに紫。
香りは甘酸っぱい赤寄りの果実とミルキーさ。
ドライクランベリー、完熟イチゴ、いちじく、ホワイトチョコレート。
少し胡桃のようなオイリーさ。
味は少し甘さが優勢。個人的な好みのど真ん中のバランス。
豊富な丸い酸、少しの塩っ気と、豊富な旨味。
僅かに漢方系の苦味。
どちらかというと透明感があり、ブルゴーニュとカリフォルニアの中間的な味わい。
舌触りはとてもシルキー。
エレガントと言っても差し支えないくらい良くできている。
少し脂のある料理との相性が良さそう。
ゆで豚(辛子醤油)、プロセスチーズとあわせたところ、キャラメルっぽい鼻抜けを楽しめた。
余韻は甘くふんわり。少しジャミー。
後半にかけてはクレームブリュレのように、香ばしさと心地よい甘さが長く続く。
CPはかなり高く、ブルゴーニュを基準とするならば、2,000円でも安いと思う。
南アフリカのこの価格で、こんなにエレガントなピノにお目にかかれるとは思わなかった。