2003~2006年を震災前に扱っておりました。この2015年は以前のよりもお安い価格での入荷となりました。
メルロー70%、カベルネフラン30%。「ル ドーム」のオーナーかつ造り手のジョナサン マルテュスが同じ醸造所で造っております。
試飲しました(2019/09/01)
14.5%ですから濃いと思うでしょ、違います。
初日はクリアーでタンニンは存在が判らない程に細やか。
かなりの塩っ気を感じ、白胡椒、香木系の香り、黒系果実の味わいで、やはり育ちの違いが歴然です。
2010のカベフラ100のル・ドームのニュアンスが少しだけですが存在します。
2日目はセオリー通り不透明で黒味を帯びたメルロの姿が現れ、鉄分、鉛筆の芯、ブラックベリー、黒胡椒などの複雑で、少しカオスな気配が出て、如何にも右岸の気配しかもモダンな作りのお陰でしょうか、飲み手によっては嫌われる、肉、血のニュアンス(鉄分が影響)が過剰には出てませんでした。
肉ならなんでもオッケー!
ボルドー再開用に相応しい出来栄え、尻上がり傾向です。