試飲しました(2020-8-4)白の上手の赤は、のたとえ通りです。シャサーニュの生産者は意外に赤の生産量が多いそうで、白を植えればより商売がしやすいのにと私は思うが、それはさておき、初日は少し紫が多く、半透明で早かったかと思ったが、飲むとやはり18の広域でイイです。色から感ずる熱量感は極めて低く、柔らかで冷静なタイプ。香りは白粘土質独特の香りで、かすかに白胡椒、僅かな化粧香が早くも現れる。酸は僅かに高め、どこかに白のニュアンスが有るような。一番の美点は顔の火照りが殆ど出ない事。間違い無くSO2の添加量は微量だろうし、遊離成分が少ない。三分の一飲んで、レコード・プレーヤーを回して針を落としても手元は万全。気持ちを落ち着かせる良いワインと思った初日。