メルロー85%、カベルネフラン12%、カベルネソーヴィニヨン3%。
お客様の声(2017/02 masa様)
2003年は暑い年で、濃縮した赤ワインが多いと思っているのですが、こちらのワインは・・・「上品なおいしさ」
色:黒っぽい赤、エッジ軽くオレンジ、足とても長い
香:ベリー、墨、ハーブ、タル、枯葉
味:辛口、酸弱めで柔らかい、タンニンなめらかで優しいがタップリある
果実味が軽く残り、粘性が高いが、強さは感じない上品なおいしさの赤ワイン
試飲しました(2016/11)
5月の入荷時点とは大違いですね。
多分定温管理された保税倉の影響で眠りっぱなしだったのがやっとお目覚めですね。
肩のオリの剥がれ方でもそう見えます。
明けた初日でも5月と較べたら遥かに愛想がよくなりました。
でもメルロは、クリアーな状態では完全では無く、黒さを増した翌日が本来の味わいです。
独特のアジアンスパイス系の香りとミルキーな舌触りで、如何にもポムロルしています。
同じ鳥でも、チキンじゃワインが勿体無い、ターキーでしょう。
意地汚く四日目のオリ混じりの最後の一杯を飲みましたがコレが最高のパフォーマンス、ここだけなら一万円のワインの味。
黒く深い味わいで、無理かも知れませんがここまで引っ張って飲んで貰えたらって思いました。
完売した3千円切りのバソネリーより、味わいが強いって言うかエッジが効いた味わいの分が+500円ってご理解で結構です。
メドック側の6千円クラスの品質かと存じます。
お客様の声(2016/06 元NICMANIA様)
初日は3,000円クラスの高級感はあるものの、結構固く、収斂感と苦味が気になるのでグラス一杯飲んで冷蔵庫に放置。
2日目になると開いてきて、3日目になるとさらに良くなる。
色は濃いけど透明感のある暗めのガーネット。まだまだ若い。
ボトルの底には細かいオリが積もっている。
香りもまた、まだまだ若い。
熟した赤い果実の濃厚な香りが旨そう。
カベソーが3%入っているせいなのか、なんとなく左岸っぽさを感じる。
アメリカンチェリー、カシス、プルーン、干しイチジク、チョコレート、パプリカ、焼きリンゴ。その奥に塩クリーム。
味は03らしく濃い目で、まだまだフレッシュ感が残っている。
ややクラシカルな味わい。
柔らかく目の詰まった、優しいメルロの甘さが心地よい。
舌触りは僅かに粉っぽいものの、濃さ相応でもある。
果実味を楽むには一番良い飲み頃なのでと思う。
余韻はとても複雑で、まだまだフレッシュな果実香に、ミルクチョコレート、パプリカ。
3日目のCPはかなり高く、4,000~4,500円くらいのクオリティ。
こいつは年末年始の贅沢用に確保せねば。
試飲しました(2016/05)
ムチャクチャ悪いパーカーポイントのVTなので、やる気が出ます。
開けて即飲める状態、ボトルサイドのオリの痕跡有り。
甘苦ですが極端に濃くは無いって、値段から当然ですが、文句なしです。
驚くべきは半分過ぎた後半戦です。
同じボトルのワインでしょうか、って位に濃さもパワーも増えます。
しかも柔らかさは変わりません。
カベソーメインのワインの評価軸で見れば、構造が緩く、だらしない・・まあそう思う方はどうそ・・。
P氏のポムロルの03年のVT評価は84点、個々のシャトーの評価は判りませんが、飲み頃の続くのは収穫後3年から10年なそうですが、そりゃ寝ている期間じゃなかろうか・・でした。
文句なしの掘り出し物!ウナギには最良の友です。
古き良き時代の粒子が少し大きめのタンニンが柔らかくなり始めています。
これからが真の飲み頃でこのお値段です。
輸入業者も碌に試飲していないから、こんな安い価格で売れ残ってた、が実情かと存じます。