メルロー85%、カベルネソーヴィニヨン8%、カベルネフラン7%。
前2014VTでリアルワインガイド55号にて今飲んで89+、ポテンシャル90+獲得しております。
お客様の声・2015VT(2018/07 元NICMANIA様)
香りは黒果実系で、少し甘く人懐っこい。結構複雑。
カシス、ブルーベリー、アメリカンチェリー、すみれ、熟したネクタリン、甘草、少しチョコレートとクローブ。
味は濃いめで高級感のある甘さがあり、やはり人懐っこく、ご機嫌。
濃さに負けない旨味。
これだけ濃くて若いのに、シルキーな舌触り。
タンニンは僅かに舌への張り付く感覚程度で、収斂感は殆ど感じられない。
胃に落ちた後に14.5%の重厚なアルコール感。
最後に僅かな苦味があり、味を引き締めている印象。
余韻も同じく、ブルーベリージャムやチョコレートっぽく、ジューシーで甘い。
最後はネクタリンのようなフレッシュ感を伴い、かなり長く続く。
初日の印象は
「3,000円クラスの高級感がチラリと見える、良くできた2,000円ワイン」
2日目、3日目は「黒いメルロ」の印象。
初日のご機嫌なイメージに堂々とした印象が加わって、高級感が増す。
香りはチョコレート感が増し、キャラメルが加わる。
味は酸とビター感が出てきて、初日よりも締まりのある味わいに。
香ばしさを伴う満足度の高い鼻抜け。
赤身肉のミディアムレアステーキとの相性は抜群だった。
CPはかなり高く、下手な3,000円ワインを蹴散らすクオリティ。
この価格帯では滅多に出会えない、濃いが苦手な身でも呑める濃旨ワイン。
30代前半までくらいの、体力(呑む力?)のある人には間違いなく喜ばれると思う。
試飲しました・2015VT(2018/07/01)
この15年は14.5って凄い表記です。
グラスに注ぐとカベソーの素晴らしい香りが楽しめます。
何点を付けたら良いやら・・・付けても信じて貰えるかしら?デス。
15年のブルのお手頃が無くなり、そのあとは15ボルドー探しって事でしょうか。
てっきりカベソーが多いって書いたが、大間違いでした。
メルロが主でカベソーとカベフラは僅か。
でも香りはメルロは少なく感じた。
ボディーの柔らかさは明らかにメルロなんですけどね。
2日目になると黒いニュアンスが来るのだろう。
それと所在地はリブルヌとベルジュラックの中間のマルグロンって場所でした。
かなり内陸なので気温が上りやすく、ワインの糖度の上がりが良いのでしょう。
2日目は初日とは大違い、黒ワイン、メルロにガラリと変身してましたが、この変化で初日がカベソーメインのニュアンス、って感じても当然かもって納得。
しかしこの激変は凄い、ぜひ体験して欲しいです。
右岸のメルロメインのワインの典型の反応です。
間違いなくボーモン15以上のポイントでしょう。