現在プルミエ・クリュやグラン・クリュの制度に取り組み、カンプタルのテロワールを最も表現し、最先端を行くトップ生産者である。
独自のコンセプト「テラファクトゥム」では、ワインの個性が形成されるのは畑であると考え、畑に息づく生態系・エコシステムを育てることに注力。
オーストリア東部、ウィーンの北西に位置2015年よりオーガニック農法へ転向。除草剤や化学肥料は1990年より使用していない。人の手により葉一枚へも細やかな作業に努め、小動物や50以上の植物がいきいきと存在するヴェスリの畑は、自然との共存を見ることのできる世界であり各ワインのラベルにも表現されている。
標高 250m、南東・南西・南向きの主にロス土壌の畑。魅力的なスパイスやペッパー、シトラスフルーツ、ハーブ、リンゴ類のフルーツのアロマ。クリスピーでスリムな印象、生き生きとしたレモンピール、グレープフルーツのニュアンス。直線的な味わい。