最終販売となります
1208年に、ボルドーの長であったランベルティーニ氏がワインを造りはじめ、彼の意志を引き継ぎ、現在も丁寧に選果されたブドウのみで醸造いたします。
800年以上の歴史を持つシャトーです。
09まではペトリュス・ガイヤの名前だったワインです!
飲んだ方しか信じて貰えないが、ここの09年は恐ろしい程の出来映えで大騒ぎ、瞬間蒸発した。
しかしシャトーはお金を使い過ぎたのか、税金滞納で差し押さえ。
オーナーが代わり、ドルノンクールも関与していない模様。
でも期待していたから仕入れた。
確かに09で驚いたあの驚異的な凝縮度路線では無くややエレガンス路線も指向しだしていた。
しかし度数は14.5度と極めて高いのだが、アルコール感は良く押さえてあり、粘りけの有る舌触りだ。
09が黒い味なら10は赤い味わい、そう言えばわかり易い。
近頃増えている、色合いが濃くなくて味が乗ったモダンボルドーのスタイル。
お客様の声(2016/04 masa様)
以前飲んだ2009は驚きの旨さの赤ワインでした
この2010はあれ・・といった感じでしたが時間が経ち、かなり良くなったと聞き再度飲んでみました
「良くなっていました」
色:黒っぽい赤エッジ紫、足長い
香:カシス、ブルーベリー、茶色いハーブ、黒胡椒、土
味:辛口、酸やや高め、タンニン細かい
昔飲んだ時よりも、スッキリした味わいで現代的なセンスが良い
試飲しました(2015/09)
開けてすぐに、甘いメルローが香りました。
二日目は、ビターチョコの味わいに変化、ロースのトンカツでも楽で相手が出来ます。
三日目は深く黒い墨の様な味わい、全く衰えを知りません。
試飲しました(2013/05)
ナンとも怪しい名前のワインだ…と新しいお客様はお思いになるでしょうね。
前はもっと凄い名前でペトリュス・ガイヤって名前。
09が出来て間もなく過剰投資(推測ですがほぼ間違いなし)で資金繰りが出来ず、税金滞納で差し押さえされてオーナーが交代。
でもその09はドルノンクールが醸造担当して、ファースト、セカンド共に驚愕の出来栄えだった事は、我がサイトのお客様が証明してます。
そんな訳で、被災後にも係わらず、10年を買い付けていました。
しかしそうは問屋が卸さない、想像していた出来からは少し落ちた印象、やはりドルノンクールじゃなきゃ…なんて思っていました。
所が今年になってまたポツポツと売れ始めました。
それで飲みました!
待って正解でしたね。
濃さを増してるがタンニンは滑らかに成り出し、グリップも増した感じです。
14.5ですが決してシツコサは無いし、樽がバッチリでも御座いません。
ドルノンクールのあのクールな感じだけ無い、黒風味が減った程度で、普通のバランスになっただけ。
少し低めの12度位から適温を探す飲み方が良いでしょう。
二日目まで延ばすべきかも知れません。
その二日目で御座いますが、凄い!
チョイと過ぎるかもです。
有り得ない程の濃さを示しています。
チョコ風味に漢方系が混じったチョットお目に掛かれない味に変化してました。
勿論部屋は15度程度しか無いので常温保管でした。
この状態だとステーキ以外に考えられる料理は無い感じです。
三日目は表情が和らぎ、濃くて滑らか、チョイ東洋系スパイスの典型的な右岸スタイル。
新ダル比率がもう少し高ければ香木系の香りが出て、3倍以上の雰囲気になるかも。
現状なら倍以上の雰囲気。
なんと四日目は師匠がキングサーモンの生!を食べに来たのでコレを飲んで貰ったが
『バカ売れするでしょ、肉食の若い方には!』
とのお言葉。
タンニンの暴れをどうコントロールするか、合わせる食べ物をどうするか…だけが問題、持ってる力は二倍、三倍の右岸に匹敵すると思うよ…との事です。
最低三日間掛けて飲んでくださいませ!太鼓判ワインです!
試飲しました(2012/10)
5月入荷でご紹介はしたが、推薦、太鼓判は押しませんでした。
前の09程には達していませんでしたからね。
09まではオーナーが違い、ドルノンクールが醸造担当でしたが、10からは外れていたから・・では有りませんでした。
単純に時間が足りなかっただけです。
一夏25度マックスで保管して、昨日飲みました。
確かにドルノンクールのクールな味わいでは有りません。
もう少し温度感が高く、赤系が入った黒い味わいです。
タンニは極めて細かく存在感すら感じない程。ですから収斂感も皆無。
ブラックベリーと微かな香木が混じった味わい。
ほぼデギュイユ(セカンドのセニョールじゃなく)に匹敵する出来映え。
つまり倍の品質であります。地区はアントルドメールですが、かなり山寄りで右岸に近く、味もほぼその通り。
ペトリュスは、畑が有る所昔の村の名前で、使用する事は当然合法。
09までは、ペトリュス・ガイアの名前だったが、流石に交代したオーナーが遠慮して、昔の行政官の名前のランベルティーニに変更したそうです。
右岸には下克上を狙う覇気溢れるシャトーが存在して面白いです。
大きな太鼓判をド~ンと押します。
お客様の感想(2012/10)
女房が一口飲んで「なんだか違うね」と一言。
流石!ナガレイシだ我が女房!
伊達に酒は飲んでいないネ
黒や赤などの果実が充実して、樽由来か違うのか、ウッドの香りもピンと香る。
雑な感は少なくて旨味があるので、高いアルコール感はラベルほど感じないなぁ。
面白いのは、タンニンが感じたり丸くなったり。
飲み口がスルリとなったりグンときたりするのは、若々しいワインのだからか?
肴の豚や鶏にはもちろんだが、ここでも糠漬けに合ったのが面白くもありワイン本の盲点でもあるかナ?
半分残してセラーに入れたが、明日も楽しみだ。
飲み干したグラスに糖蜜のようなコーヒーのような香りがして、シガーを欲しくなったな。
お客様の感想(2012/06)
旧名はペトリュス・ガイヤで、ドルノンクールが醸造担当だった。
しかしシャトーは破産して、オーナーが代わり名前も穏当な所に落ち着いた。
因みに、ペトリュスはシャトーが有るトコの地名、ランベルティーニは昔のボルドーの提督みたいな人でここの所有者だったそうな。
ドルノンクールは関与していないらしい。
私が入荷した当初は、下船直後で早かったのか、09の凄さとは大違いだったので、待ちの姿勢だったが、09を知ってる方が飲んで呉れたので掲載します。
色は光を通さないくらい濃いルビー色。
開けたてはモダンメルロというか、ニューワールドのメルロのような香り。
しっかり冷やさないとアルコール香が強い。
複雑な紫のベリーとバニラ香が主で、ベリーのパフェのようなイメージ。
少し時間が経つと、出汁系というか、塩っ気に通じる香りが結構あり、ューワールドとは一線を画す印象。
味はやや濃いめで、相当ジューシー。旨みのボリュームがすごい。
そこそこの収斂感と14.5%のアルコール感(実際14.5%ほど感じないけど)で、なかなかグラスが進まない。
余韻は深いベリー香とコーヒー。まだまだ複雑になりそうな雰囲気。
2日目も同様な印象。
味、香り共に黒果実が増えるというか、ややカスタードクリームっぽくなる。
3日目になってようやくアルコール香が溶け込み、収斂感も随分と減る。
スペインワインにたっぷりの旨みを溶かした感じ。
生ハムとの相性は抜群だった。
結局5日かけて呑んだけど、3日目の状態がその後は続いた感じ。
間違いなくCP高い。がっつり好きにはたまらないはず。ただ、ブルゴーニュ呑みには強すぎるかなぁ・・・・