お客様の声(2018/11 元NICMANIA様)
色はエッジにオレンジの入ったガーネット。
初日は香りが立たず、味は水っぽく閉じた印象。アルコール感が強い。
余韻もそっけない。
甘さが奥に隠れている印象なので、翌日は美味くなると予想して初日はグラス1杯で終了。
2日目は無事開いてくれて、見事な右岸ワインに変化。
香りはブラックチェリー、カシス、干しぶどう、甘草、フェノール、ウイキョウ?、タイム。
整った果実香に甘さと清涼感。なんとなく「チョコミント」を連想させる。
グラスの縁からは鉄っぽさ。僅かにスモーキー。
味は中庸な濃度で、熟した果実味のクラシカルな味わい。
適度な塩っ気と出汁っぽさ。
単体で飲むと僅かに粉っぽいのみで、滑らかな舌触り。
余韻はカシスとチョコレートっぽくはじまり、次第に黒果実の甘い香りが加わる。
最後はフレッシュ感があい、プラムっぽく長い。
最後の一杯は細かい澱が混じり、エスプレッソのように濃厚な味わいだった。
試飲しました(2016/12/02)
01年ってVTの評価はイマイチだったと思うが。最初の一杯目はそんな味だった。
薄くクレゾールみたいな香りなんて書くと問題かな。
でもご心配なく、その下に本当の味が入っています。
それにしてもこんなに豹変するのも珍しいですね。
英国貴族は肩までのワインはフィンガーボウルに捨てたって、話も聞きますがね。
オリが剥がれる所が見え出すと本来の味、お値打ち感タップリですね。